蚊の寿命

夏になると出てくる1番厄介な虫といえば皆さん蚊を思い浮かべるはずです。

蚊は刺されると痒くなるのが本当に嫌ですよね。

しかもあの羽音、一度聞いたら仕留めるまでは気になって眠れません!

ただ蚊って、見つけてとっさに叩いて殺そうとしても逃げられてしまうことも多いはず。

逃げたらそのまま家に居座ってしまうので、いつ刺されるかわからないまま、過ごさなくてはなりません。

そこで考えるのが蚊の寿命。

蚊ってそんなに何日も生きてられるのでしょうか?

そこで今回は蚊の寿命はどのくらいなのか、また冬をどう過ごしているのかなども見ていきましょう。



      Sponsored Link

蚊の寿命は意外と長い

しぶとい蚊

夏になると必ず出てくる蚊ですが、最近は結構涼しくなってきた秋頃まで見られますよね。

一度部屋に入ったり、あるいは車の中なんかに侵入してくると耳元で羽音がうるさく、また何箇所も刺されたりとかなり厄介なものです。

実は夏の虫として同じく有名なセミがみなさんご存知のように寿命がとっても短いのに対し、蚊って意外と長くなんと30日から40日と言われています。

ちなみにこの期間は成虫になってからのことです。

蚊が吸血をするのはメスで産卵に必要な栄養を得るためなのですが、いきているうちに2回から3回血を吸います。

つまりどういうことかというと、もしも閉鎖された空間に蚊が入り込めば同じ蚊に何度も刺されることがあるわけです。

一度どこかで卵を産み付け戻ってくるからです。

そして一回の産卵で産む卵はなんと50個から200個程度。

このうち全てが成虫になるわけではないですが条件が揃った場所であれば蚊の大量発生というのもありうるわけです。

恐ろしいですよね。

そうならないためにも家の中などで発見した場合にはすぐに退治をしておくべきです。

蚊は静かに越冬する

蚊は夏にしかあまり見かけないかと思いますが実は冬に一切いなくなるというわけではないのはご存知でしょうか?

実際冬でも刺される可能性はあります。

ではどんな風に冬を過ごしているのでしょうか?

これは蚊の種類によっても微妙に異なります。

例えばヒトスジシマカは秋に産み落とされた卵のまま冬を越し、暖かくなると孵化をします。

一方でアカイエカは物陰なんかでじっと冬が越すのを待っています。

次にチカイエカ。

これは女性側も地下街のビルなんかにいて冬の間でも吸血活動を行います。

冬に蚊に刺された場合にこのチカイエカである可能性が最も高いということです



      Sponsored Link

蚊は気温が高すぎると活動を弱める

活動を弱める蚊

ちなみに夏のイメージがあるので暑さには強いと思われがですが蚊は実は高温には弱いのです。

詳しくは40℃を超えると暑さに耐えられずに死んでしまうんだとか。

2018年の夏は各地で40度を越える酷暑となりましたが、そういえば炎天下で庭の草むしりをしていても蚊に刺されることはありませんでした。

ただ、朝方や夕方になって気温が下がってくると蚊に刺される確立が高くなるのを肌で感じたものです。

こういったことを見ると確かに蚊は40度を超えるようなときには活動を弱めているのがわかりますね。

夏場の車内は大体日中50℃くらいまで上がると言われていますから、車内に紛れ込んでしまうとそのまま外に出ずに死んでしまうことも多いんですね。

ただし秋口涼しい時期には車内でも生きていられるので、何度も同じ人が同じ蚊に車内で刺されてしまうこともあるので要注意です。

最長で1ヶ月近くも車内に居ついてしまうこともなくはないのですぐに見つけ次第、逃すか殺すべきですね。

まとめ

いかがでしたか?

夏の風物詩でもある蚊は、子供から大人まで誰の血でも吸ってしまう本当に厄介なもの。

運が悪いと一度に何箇所も刺されて辛い思いをします。

そうならないためにも、蚊が車内や家の中に入ってこないように対策はすべきですね。

例えば衣服などについている可能性もあるので外で一旦はたいたり、玄関用の虫除けを設置するなどする必要があるでしょう。

また洗濯を取り込むときなんかにも何気なく侵入してくるので注意してください。

ベランダにも吊るすタイプの虫除け対策グッツを設置することをお勧めします。

蚊を寄せ付けずに快適に夏を過ごしましょう!



      Sponsored Link