お見舞いのお返しの言葉

入院中は色んな人が様子を見にきてくれる場合がありますよね。

家族に友達、職場の同僚や上司など…

何か贈り物を持参してくるのがほとんどです。

ただお見舞い金やお見舞いの品をいただいた場合に、怪我や病気が治ると今度はお返しを考えなくてはなりません。

せっかく心配してくれた相手方に決して失礼のないようにしたいものですよね。

そこで今回はお見舞いのお返しの言葉について見ていきましょう。

参考記事:お見舞いのお返しは、亡くなった場合でもしなければいけないの?
     お見舞いの金額に対するお返しは親戚ならどれくらい?

スポンサーリンク

目次表示位置

お見舞いのお返しの言葉はお礼の気持ちを込めて

お礼の気持ち

まず最初に入れたいのが退院のお礼の文章。

「長い間、ご心配をおかけいたしました。昨日無事に退院することができました。」などというのが定番ですね。

続いてお見舞いに対するお礼。

「先日はお見舞をいただきまして、ありがとうございました。」などといった言葉ですね。

そして友人であれば「○○さんもどうぞお体ご自愛くださいね。」などと加えます。

会社関係の人であれば仕事を休んでいることへのお詫びや復帰の予定を入れます

「〇〇部の皆様には、ご心配をおかけして、本当に申し訳ございません。今月末には職場に復帰する予定でおりますので、今後とも宜しくご指導のほど、お願い申し上げます。」

などというのが普通です。

スポンサーリンク

お見舞いのお返しは退院後10日から1ヶ月

お返し

退院後も色々とバタバタするはずなのですぐにお返しを贈りたい気持ちもあるでしょうが、体調を見つつ落ち着いてからでも十分です。

無理をしてまた体調が崩れればそれこそ相手に心配をかけますよ。

目安としては退院後10日から1ヶ月頃。

頂いたものの二分の一、あるいは三分の一くらいの額のものを贈ります。

小分けにできるもの、例えばお菓子などで良いでしょう。

快気祝いや全快祝いなどの違い

お見舞いのお返しには快気祝いや全快祝いなどの言葉がありますよね。

違いはあるのか気になったことありませんか?

実は同じようで微妙にニュアンスは異なります。

全快祝いはその名の通り病気などが完治し、お礼と報告をお返しすることを指します。

一方で快気祝いは退院はしたのだけれど全快とは行かず通院や自宅療養が必要な場合に使われます。

ただ病気の全快を願って全快祝いとする場合もありますね。

スポンサーリンク

お返しをもらったら

快気祝いが届いた時、そうすれば良いかというとお礼状を出すのがベストです。

電話でも良いですが手紙の方がマナーとしては正しいです。

お礼や回復へのお祝いの意味も込められます。

また快気祝いがしっかり届いたという報告にもなるので贈った方も安心です。

ちなみにお礼状は受け取って数日以内に出しましょう。

書き方は「ご退院おめでとうございます」という言葉はもちろん、「くれぐれも体に気をつけて過ごしてください」と体を気遣う文も入れましょう。

退院しても自宅療養などでまだまだ完治には至っていないケースも多いです。

いくら仲の良い友人などでも精神的には不安定な状態である可能性もあります。

相手を気遣う心は忘れないでくださいね。

まとめ

励ます

入院中は検査や治療などで疲れますし、精神的にも落ち込みやすいもの。

そんな時に家族や友人、会社の人がお見舞いに来てくれると本当に有難いものですよね。

励まされたり、元気をもらえるはずです。

その感謝の気持ちがしっかり伝わるようなお返しにしたいですね。

何を贈るのか、相手の好みや家族構成などでも変わってきます。

出来るだけ喜んでもらえるものは何か、早めに考えておきましょう。

もしも退院後なかなか体調の関係で外に出られなくても家族に代わりに買って来てもらったり、あるいは最近では通販で色んなお洒落なお返しの品が購入できます。

そういったものを活用するのも一つの手ですね。

参考記事:お見舞いのお返しはいつまでに行うべき?