フライパンは料理において欠かせないアイテム。
毎日使うためにフライパンだけはちょっといいものを使っている人も少なくないかもしれません。
実演販売なんかで焦げ付かない!ということが売りの高級なフライパンを見かけることもありますよね。
しかし気になるのが本当に焦げ付かないのかということ。
高くても安いものと同じようなら、損をしてしまいますよね。
そこで今回は高級なフライパンは本当に焦げ付かないのか見ていきます。
フライパンは価格が高いほど焦げ付かない?
フライパンは本当に種類が多く、値段もピンからキリまで。
ホームセンターなどで数百円で変えてしまうものやテレビショッピングなんかで紹介されている数千円から数万円するものまで…
フライパンに高いお金をかけるのはもったいないという人もいれば、毎日使うものだからこそいいもの買いたいという主婦の方も多いのではないでしょうか。
普段どのくらいの頻度で料理をするのかでも随分変わってくるでしょう。
ただフライパンは高ければ高いほどいいのかというとそうとも言えません。
実際安くても機能性が良く、焦げ付きも少ないものは沢山あります。
どんなものを選べば良いのかを見る前にまずはそもそもの焦げ付きの原因を見て見ましょう。
そもそもフライパンの焦げ付きの原因は?
フライパンに知らない間にできる焦げ。
原因として考えられるのはどんなものか知っていますか?
火力が強すぎると焦げ付きやすい
焦げ付きの原因で最も多いのは火力。
急いでいる時なんかはどうしても強火で調理をしがちですから要注意です。
その方が手間が省けて良いように感じますが、食材の中まで火が通っていないことも多く、焦げ付きのリスクを考えれば料理を美味しく作るにはあまり賢い方法とは言えません。
油の量が少なすぎる焦げ付きやすい
フライパンで調理をするのに重要なのが油の量。
油は健康のためには少なめがいいのですがフライパンにとっては欠かせないもの。
油をケチっているとそれだけ焦げ付きやすくなります。
しかも焦げを食べると結果的に癌になるとも言われています。
ただ、焦げをトラック一杯分以上食べなければ癌になることはないと言われているのでさほど気にする必要はないとされていますが・・・
とはいえ焦げの予防と健康を気にするなら適度の油を使うのが1番です。
焦げ付かないフライパンってどんなものか?
まず焦げ付かないというとやっぱりテフロン加工のもの。
ただ寿命が短く長年使い続けると焦げ付くために注意が必要です。
テフロンのフライパンはホームセンターなどで安く手に入りますから、少し使い心地に変化を感じたら買い換えるという風にしたほうが良いですね。
次にお勧めがチタン加工のもの。
「ティファール」なんかがそうですが長く使えるのがメリットです。
またダイヤモンド加工といってフライパンの表面にダイヤモンドのコーティングが施されたものも人気です。
高級フライパンのruhru(ルール)が有名です。
ちょっと価格が高いですが耐久性もありますよ。
あなたはご存知かと思いますが、フライパンにはIH対応のものとそうでないものがあります。
これだけは購入の際には必ずチェックしましょう。
焦げ付かないように普段からできるお手入れは?
フライパンが少しでも焦げ付かないようにするためには様々なことに注意をする必要があります。
金属ヘラは極力使わない
まず調理の際には金属ヘラは使用しない方が傷がつきにくいです。
また金属の素材でできたスポンジのような形をしたクリーナーは焦げ付きは落としやすいですが、フライパンのコーティングまで落としてしまうので力の入れ具合には注意が必要です。
またフライパンに調理済みの食品を入れっぱなしにするのも良くないそうです。
調理が終わったらすぐに他の容器に移して、フライパンを水で満たして張り付いた食材が剥がれやすくなるようにしておきましょう。
そして洗いすぎにも注意が必要です。
というのも焦げはフライパンのコーティングが剥がれたことで起きるのでコーティングが剥がれないようにするためにも、あまりこすりすぎないことが大事です。
そしてもしも焦げが気になり始めたら自分でフッ素加工ができるスプレーのようなものが売られているんだとか!
大事にしていて愛着のあるものならいいかもしれません。
ただこれにも限度があるのであくまでフライパンは消耗品と思って潔く捨てる!
これも大切ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
フライパンは毎日使うものですが、いつかは買い換えるものです。
そのためあまり高いものを買うのは勇気がいるかもしれません。
いいものを何年か使うか、あるいは安いものを数ヶ月使うか…
人それぞれ考え方は違うことでしょう。
ただ高いから大丈夫ということもなく、使い方次第ではすぐに悪くなってしまうことも忘れないようにしてくださいね。
フライパンの価格高ければ焦げにくいというだけでいずれは寿命が来るものです。
コストに見合うだけのフライパンなのかは、使う人の手入れの仕方や考え方の違いだけなのかもしれませんね。