揚げ物はいろんな種類があって美味しいので老若男女問わず人気のメニューですが、家で作るとなると色々と面倒だということで家ではあまりしないという人も多いかもしれません。
中でも使った油はどうすれば良いのかわからないという人は少なくないでしょう。
そこで今回はこれから揚げ物をする人のために揚げ物油の保存方法と、また保存期間などをまとめていきます。
揚げ物油の保存方法は?容器など
揚げ物って油を結構たくさん使いますよね。
多めの油であげたほうがサクッと仕上がりやすいですし、一気に揚げることができます。
しかし毎回油を買うのはちょっと勿体無いような気がしますよね。
そんな人におすすめなのが揚げ物油の再利用!
ただ油って酸化しやすいので正しい方法で保存する必要があります。
どうやって保存をしておくのでしょうか?
揚げ物油は熱いうちにろ過する
まず揚げ物が終わった油を熱いうちに油こしでろ過しましょう。
この場合にコーヒーフィルターやキッチンペーパーなどでも代用可能です。
あとは冷めるのを待つだけです。
簡単ですよね。
揚げ物油の保存はオイルポットがおススメ!
容器はオイルポットが売られていますので、それがベストです。
たとえばこんなやつです。
↓↓
アイリスオーヤマ オイルポット 活性炭 900ml カートリッジ1個付 白 H-OP900
上下セパレート方式になっていて上段はフィルターがセットされていて、上から使用後の油を注ぐだけでろ過できます。
フィルターに揚げ物の屑が溜まったら上段だけ取り外して廃棄することができるので便利ですよ♪
ただわざわざ買うのは面倒だという人は瓶なんかでも代用できます。
ただし瓶は透明だと酸化が進みやすいのでアルミホイルを巻いておくのがポイントです。
ちなみにペットボトルに入れる時も同じです。
ペットボトルの場合はさらに耐熱性が良くないのでよく冷めてから入れる必要があります。
ちなみに瓶やペットボトルと同じくらい身近な牛乳パックは蓋がしっかり閉まらず酸化しやすいのでおすすめ出来ません。
容器に入れたら冷暗所に置いておきましょうね。
ただし、これらの容器は長期間使用していると容器の外側が油っぽくなりネチョネチョになります。
そうなったら気持ち悪いのでいらないタオルに洗剤をつけて拭くように心がけるといいでしょう。
揚げ物油って保存期間はどのくらいなの?
揚げ物油は再利用するなら2週間から3週間以内が良いと言われています。
使用回数でいうと3回くらいが限度でしょう。
ただしこれだけで判断せずに油の状態を見るというのが1番大切です。
例えば油が濁っていたり、粘りがある、また酸味や生臭さがある場合には廃棄すべきです。
季節によっても油の持ち具合は変わるので注意しましょう。
揚げ物油が酸化してしまうと体に悪影響がある
揚げ物油は酸化させないように保存しなくてはならないのはみなさん知っているでしょうが、なぜ酸化した油がいけないのかまで知らない人も多いはずです。
実は酸化した油が体内に入ることでさまざまな病気の原因になると言われているんです。
例えば高血圧。
これは酸化した油が血管壁に蓄積されるためです。
さらには下痢や嘔吐、吐き気などの「劣化油症候群」というものを引き起こしたり、また動脈硬化や脳卒中なども招く恐れがあるとされています。
たかが油と思っていると大きな健康被害を招くことを覚えて置かなければなりません。
また油を買うときには大きなサイズのものよりは使いきれるくらいの大きさのものを購入するのがベストです。
参考記事:揚げ物はフライパンでも美味しくできる?
揚げ物油の正しい処理方法とは
では再利用もして使えなくなった揚げ物油は最後のどのように処理をすれば良いのでしょう。
1番良いのはキッチンペーパー新聞紙に油を吸わせるという方法です。
牛乳パックを油受けにしても良いですし、なければポリ袋でも構いません。
そして油は早めに燃えるゴミとして出すのが鉄則!
気温の高いときに長期間放置すれば自然発火などの恐れもあります。
また当然ですが流しに捨てるのはやめましょうね。
あるいは廃棄するような食用油を原料にして石鹸やろうそくを作るという方法もあります。
意外と簡単にできるみたいなので一度挑戦してみる価値ありですよ♪
当ブログ記事揚げ物の油を無駄なく使用する方法を参考にしてください。
まとめ
揚げ物油を再利用する方法、意外と簡単ですよね。
また処理の仕方もそこまで難しくないのでこれならやってみようかなという人もいたかもしれませんね。
揚げたての揚げ物が食卓に並ぶと子供は特に大喜びすること間違いなし!
買うより安いのでぜひ揚げ物、挑戦して見てください。