夏になると必ず一度は刺されてしまう蚊。
子供から大人まで狙われ、刺されると痒くて辛いものですよね。
しかもあの羽音が不快で夜に気になって眠れなくなった経験誰しもあるのではないでしょうか?
そんな出来ればいなくなってほしい!と願う蚊にも、天敵というのが存在します。
それらが蚊を退治してくれると私たちは刺されずにすみますよね。
そこで今回は蚊の天敵となる生き物について見ていきましょう。
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蚊にとって天敵ってどんな生き物?
普段どこでも存在し、私たちを悩ませ続けている蚊にもたくさんの天敵というのが存在します。
蚊の寿命って大体二週間程度なのですが、その期間すらもいきられずに食べられてしまうことはよくある話。
では具体的にどんな生き物に食べられてしまうのでしょう。
まボウフラ、つまり蚊の幼虫の時にもすでに天敵は沢山います。
例えばゲンゴロウやタガメ、ヤゴなんかがそうですね。
ボウフラは皆さんご存知のように水に中で小さな微生物を食べて成長します。
しかしこれらに見つかればなすすべも無く食べられてしまうんですね。
またメダカや金魚などの魚も天敵ですから見つかれば一瞬で食べられてしまいます。
次に成虫の時にはどうでしょうか?
夏にはそこら中にいて数で言えば無敵に思える蚊なんですが実際は多くの生き物に狙われ生きています。
例えばトンボは蚊を特に好んで食べるということで知られています。
またカマキリやコオロギ、ムカデにゴキブリなんかも蚊を食べるんだとか。
意外と多いですよね。
さらにはカエルやツバメなんかも蚊を捕食しているようです。
天敵は少ないどころかむしろ多いということがわかるかと思います。
それもあってか蚊は数で生き残りをかけているのかもしれません。
天敵を利用して蚊を駆除できないのか?
蚊の天敵はいろんな場所にいることがわかったかと思います。
意外と蚊も苦労して生き延びているんですね。
ではこれらの天敵をどうにかうまく利用すれば蚊を駆除することはできるのではないでしょうか?
実は蚊の天敵を使い蚊を撃退するという実験は色々なところで行われています。
特にボウフラは成虫よりも駆除が簡単で、ボウフラが発生していると思われる水場にメダカなどを入れればそれで退治ができてしまうんです。
ただ蚊を完全に世界から排除してしまうと生態系が崩れてしまう恐れがあります。
ですから簡単に絶滅という話にはならないんですね。
数を減らしたりと工夫しながらも蚊とは付き合っていかなくてはならないのかもしれませんね。
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最大の天敵は人間!?
ちなみに蚊が1番何よりも天敵に感じているのはある意味人間でもあります。
というのも蚊ってそもそも血を吸ってその栄養で生きているのではありません。
花の蜜などを主に吸っていきているんです。
ではどうして吸血するのかというと産卵のためなんですね。
実際蚊のオスは吸血行為は行いません。
しかし人間にとってはただの厄介もの。
見かけるとパチンと潰してしまう方が大半でしょう。
スプレー、蚊取り線香なんかで撃退する人もいますね。
人間に近づくと殺されてしまうリスクは高いけれど、産卵のためには血を吸わなくてはならない…そんな宿命のなか蚊はいきているんですね。
まとめ
いかがでしたか?
蚊は私たちの血を吸ってのうのうといきているようなイメージも強いですが実は日々、天敵に食べられるかもしれないという危険と隣り合わせの中いきているんですね。
しかも蚊がみんな血を吸うわけではなく、あくまで産卵のためであることは覚えておきたいですね。
とはいえなかなか蚊をそのまま放置しておくこともできないのが実際です。
というのも感染症などを運んでしまうんですね。
ですからしっかりと自分の身を守るためにも毎年蚊対策はしていく!これしかないんですね。
蚊が多い場所では露出を控えるなどして蚊を寄せ付けない工夫をしていきましょう。
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