食品などを買う際に確認するのが賞味期限。
そのものによって賞味期限の長さというのは大きく異なりますよね。
同じものの場合賞味期限が長ければ長いほどそれだけ新鮮で新しいということ。
ですから賞味期限間近のものって割引価格で売られていたりしますよね。
ただ賞味期限ってなんのことか皆さん正しく理解しているでしょうか。
そこで今回は賞味期限とはなんなのか改めて見ていくとともに、賞味期限切れの商品は販売できるのかということについて見ていきましょう。
参考記事:賞味期限の決め方を教えて!
賞味期限ってそもそも何?消費期限との違いは?
賞味期限がくると、やばい!そろそろ食べなくちゃ!と思うかもしれません。
生鮮食品を扱うスーパーでも賞味期限が近付くにつれて
「10%引き」
「20%引き」
「半額」
って安くなってそれを目当てにやってくる消費者も多いですよね。
かくいう私もそれを狙っていますが(^^ゞ
それくらい「賞味期限」というのは私たちにとって大きな基準でもあります。
そもそも賞味期限って何を指していうのか知っていますか?
賞味期限とは定められた方法により保存した際に期待される品質の保持が十分に可能であると認められる期限のことで、傷みにくい商品についていることが多いです。
賞味期限の場合はつまりもっとわかりやすくいうと美味しく食べられる期間ということ。
つまり賞味期限が過ぎても食べられないわけではないんですね。
ちなみに賞味期限とよく似たもので消費期限というものがありますが、これは品質の保持ではなく腐敗や変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなる恐れがないと認められる期間のことで、つまりはこれを過ぎると食品衛生上問題が生じてもおかしくないということです。
まあ簡単にいえば
「賞味期限を過ぎた食品を食べても美味しくないかもしれません」
「消費期限を過ぎた食品を食べて体調不良になっても責任取れませんよ」
ということです。
記載されているのが賞味期限なのか、あるいは消費期限なのかもしっかり確認しましょう。
賞味期限切れの商品って販売できないの?
賞味期限間近のものが安く売られていることって多いですよね。
しかし賞味期限が切れてしまったものが売られているのはあまり目にしたことはないかもしれません。
そもそも賞味期限を決めるには厳しいルールがあり、それに伴った試験が色々と行われます。
それを踏まえた上で製造業者が最終的に期限を設定しています。
ですからなんとなく賞味期限切れのものを販売するのは法律に関わることもような気がしますよね。
しかし実際は賞味期限切れのものを販売したからといって法律違反になるわけではありません。
というにも食品衛生法によると、健康に危害を及ぼす恐れのある食品の販売を禁止しているのであって、前項で説明したように賞味期限切れのものが必ずしもこれに当てはまるとは限りません。
ただ賞味期限切れのものを売るということはいずれなんらかのトラブルが起きる可能性は高く、保健所から賞味期限切れのものは販売しないように指導は入っているようですね。
そもそも賞味期限が近いものであれば手に取ることもあるかもしれませんが、賞味期限切れのものにわざわざお金を払うという人も少ないかもしれません。
買い物をする際には必ず賞味期限は確認しましょう
普段買い物をする時になんでも賞味期限を確認するという人も中にはいますが大半がなんとなくこのくらいだろう…というようにあまり確認をせずに購入しがちです。
しかし賞味期限が切れても食べられることも多いとはいえ、やはり期限以内に食べるのが1番です。
ですからやはり賞味期限を確認しつつ買い物をする癖というのはつけておいたほうが良いでしょう。
また時々割引シールが貼られていて、安い!と思ってつい買いだめしてしてしまう場合もありますがこの時も注意が必要です。
パッケージが変わったからなどの理由で割引されていることもあるんですが、賞味期限ギリギリだから安くなっていることもあります。
実際、ふと見ると賞味期限が明日まで!なんていうことも珍しくありません。
もしも食べきれず捨てるようなことになれば勿体無いですよね。
安売りの時には特にチェックを忘れないでくださいね。
ちなみに私が通っているスーパーはを賞味期限が短い商品を前面に置いて売れやすくしています。
それを知っている人はわざわざ奥のほうから引っ張り出してできるだけ賞味期限の長いものを買っていくようです。
お店にとっては迷惑な話ですが・・・
まとめ
いかがでしたか?
賞味期限切れのものでも販売は出来ることはちょっと驚きではなかったでしょうか。
ただ、時期なんかによっては賞味期限を過ぎると本当に危険な場合もあります。
また保存方法にもよりますね。
できれば期限内に食べきれる量だけ買うようにしましょう。