卵は私たち日本人はもちろん、世界中でも食べられている食品の一つです。
一つで多くの栄養素が含まれているので手軽に栄養補給が可能で、しかも安くてどこでも手に入るというのが、私たちの生活に欠かせない理由の一つでしょう。
卵は焼いても蒸しても茹でても美味しいためにレパートリーが多いというのも大きな魅力。
中でもゆで卵は簡単で手頃ですよね。
そこで今回はそんなゆで卵のカロリーについて見ていきたいと思います。
参考記事:賞味期限切れの卵をゆで卵にするとどのくらいまで食べられる?
ゆで卵のカロリーって?一個に対してどのくらい?
みなさん、卵のカロリーに対してどんなイメージを持っているでしょうか?
なんとなく栄養価が高いためにカロリーも高い…というイメージはあるかと思います。
実際はどうなのでしょうか。
ゆで卵は実はカロリーはSサイズで61キロカロリー、Mサイズは79キロカロリー、Lサイズだと91キロカロリーくらいだと言われています。
この数字であまりピンときていない人はご飯にたとえて見ましょう。
だいたいゆで卵3つでご飯1膳くらいのカロリーに達するとされています。
ゆで卵は1つに対してだいたい3口くらいで食べ終わってしまうもに。
簡単に3つくらい行けちゃいますよね。
それを考えるとカロリーは高めだといえます。
ダイエット中の方には危険!?
そう思った方はちょっと待った!
実はゆで卵ダイエットというものがあるんです。
カロリーが高いものでダイエットなんてあり得るのか?
その効果を見ていきましょう。
ゆで卵はダイエットに向いているって本当?理由は?
ゆで卵ダイエットってそもそも何なのかというと、やり方は簡単で朝食はゆで卵のみにするというもの。
だいたい2、3個食べます。
ただ毎日これは辛いという人は1日のうち1食はお肉やお魚をゆで卵に変えましょう。
毎日毎食食べなくてはならないわけではないので意外と簡単そうですよね。
また間食をおやつではなくゆで卵で変える方法もありです。
とにかくゆで卵は栄養がたっぷりで腹持ちがいいので太りやすいものの代用にすると効果が見えてきます。
他にもダイエットの効果的な理由はあって、タンパク質が豊富なので基礎代謝が上がり太りにくくなったり、血糖値が上がりにくいので脂肪を溜め込みにくい体を目指すことができます。
また卵は消化が悪く多くのエネルギーを使いますからそれもダイエット効果が見込める理由のひとつですね。
ゆで卵で注意すべきことは?
何かとダイエットにゆで卵が効果的なことがわかったかと思います。
ただどんなダイエットにも気をつけなければならないポイントがありますから注意が必要です。
まずは調味料のかけすぎには気をつけましょう。
特にマヨネーズなんかは高カロリーなので控えます。
またゆで卵は栄養がたっぷりだと紹介しましたが、コレステロールが高いという大きなデメリットもあります。
コレステロールが高いとどうなるかというと中性脂肪が高くなる原因になります。
これらを踏まえて食べ過ぎないこと、また食べ方にも気をつける必要があるでしょう。
コレステロールが溜まるという情報は間違っている?
ただし、最近の報告では卵とコレステロールの関係について異論が出てきていることもあり、卵を食べるとコレステロール値が上昇するというのは一概に正しいともいえないようです。
そもそもコレステロールというのは血管の内壁が傷ついた時に補うために運ばれてくる物質で、血管を傷つける原因を突き止める方が先決という話もあります。
つまり卵をいくら食べてもコレステロールが増えることは考えにくいという説です。
いずれにしても栄養が偏ることが健康に悪いことは間違いないのでバランスの良い食事を採ることが最優先です。
ちなみにゆで卵ダイエットの際には半熟よりも固茹での方がオススメです。
というのも腹持ちが良くなるからです。
覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ゆで卵は簡単に誰でも作れますし、一気にまとめて作れるのも良いですよね。
もともとゆで卵が好きな人は毎日食べても全く抵抗はないかもしれません。
ただ今回説明したようにゆで卵にはメリットもあればデメリットもあります。
また卵だけでは補えない栄養もたくさんあります。
やり過ぎには十分気をつけましょう。
ちなみにお菓子をゆで卵に変えることで、肌の調子が良くなったりと色んな別の効果も実感出来ることがあるようです。
ぜひ試して見てください。