あなたは料理をする際に調味料を使いますよね。
醤油にみりんにめんつゆ、お酢にと色々と種類があるかと思います。
その1つお酒があるはずです。
お酒は飲むものですが、時に料理の旨味をぐっと引き立ててくれるもの。
使い方次第で普段の一品が格段にグレードアップする可能性も!
そこで今回は改めて知りたい、料理にお酒を活用するメリットとオススメの種類を見ていきます。
なんといっても料理酒は1番使いやすい!
まず料理に使用するお酒といって皆さん思い浮かべるのは料理酒ではないでしょうか。
普段何気なく煮物なんかに使用していますが、その効果を知っていますか?
実は料理酒を使うことでいろんなメリットがあるんです。
料理に酒は臭みとり
まずは臭み取り。
魚や肉などの下処理に使うことがありますが、漬け込むことで臭みが取れやすいのです。
さらには冷凍のご飯は匂いが気になる人もいますが、解凍の際に少し料理酒をふることで気にならなくなるとも言われているようですよ。
料理に酒でコクが増す
次に煮物にいれたり、焼く前に料理酒に漬け込むことでその素材が水分をたくさん含めるようになり、結果的にお肉などがジューシーになるといいます。
典型的なものだとパサパサしやすい鶏むね肉なんかはそうです。
また味の面ではコクや旨味が増し、お米からできていることもあり甘味もつけられるといいます。
甘味にはみりんがよくもち入られますがお酒の甘味は上品ですから、大人の味に仕上げたい時にはみりんより料理酒を使用することをお勧めします。
酢の物なんかの尖った味が丸くなる効果もあります。
他には煮崩れがしづらいのでジャガイモを煮る際には便利ですし、保存性にも優れるので作り置き食材にも欠かせません。
このように料理酒には、味以外にもいろんな効果があります。
入れると入れないでは大違い!
ぜひどんな料理にでも活用して見てください。
いつもよりワンランク上の味わいが楽しめるかも知れません。
ちょっとしたことですが、違いははっきりしていますよ。
参考記事:料理酒は何の効果があるの?
料理酒がなくてもこんなお酒で代用可能!
煮物がしたい時なんかによく使われる料理酒。
塩や砂糖、醤油にみりんなど主要な調味料と並ぶほど実は多くの家庭で使用されているものです。
料理酒が大事な時に切れている!という場合に困ってしまいますよね。
そんな時に料理酒の代わりになるようなものがあればありがたいはず。
その1つが日本酒です。
日本酒が和食にはピッタリ
料理酒は飲むものではなくあくまで調味料、日本酒といえば飲むもの。
全く別物に感じますが実は似たようなもので料理酒の良さを日本酒も兼ね備えています。
つまりコクが出たり臭みが取れたり…といったメリットは同じなわけです。
もしも代用する場合には料理酒と同量で構わないそう。
アルコールの匂いは煮込み料理なんかは蓋をしないでおけば自然と飛んでいきます。
ワインは洋食向き
次にワインも料理によく用いられています。
ただワインはどちらかというと洋風の料理向き。
和食には合わないことが多いようですね。
さらには焼酎なんかも良いでしょう。
ただ焼酎の場合料理酒よりもアルコール度数は高いので注意が必要です。
お酒を医者から控えるように言われている人なんかは注意が必要です。
肉料理にはビールが合う
またビールもよく料理に愛用されていますね。
特に肉料理との相性は抜群。
お肉が柔らかくなるといいます。
このようにちょっとした知識があれば同じ料理でも手の込んだ一品に変身すること間違いなし。
家にそういえばお酒がある、という人は是非活用してみて下さい。
まとめ
お酒は飲むだけでなくちょっとあると料理に使える優れもの。
ですから1、2本は常に買っておくのをお勧めします。
調味料が1つでもないと、予定通りに料理ができずに焦ってしまいますが、料理酒の場合は落ち着いてまず冷静に!
代用できるものを探していきましょう。