髪の毛は女性はもちろん男性にとっても重要なもの。
長さや色、またツヤなんかで印象ががらりと変わることもありますよね。
いくら格好をきれいにしても、髪の毛が傷んでパサパサだったら?
ちょっとがっかりですよね。
そこで髪の毛の傷みに悩んでいる人必見のケア方法をみていきます。
髪の毛が傷むって?原因は?
髪の毛が痛むというのはどういうことを指すのか知っていますか?
まず髪の毛の構造から説明すると、髪の中心にメラニン色素を含むタンパク質の集合体、メデュラとコルテックスという層があり、その周りをキューティクルという水分の蒸発を防ぐ役割のある層が紫外線などから髪を守っています。
しかしこのキューティクルがめくれてしまうと水分は蒸発、タンパク質は流出しすかすかに…
これが髪が傷むメカニズムなのです。
つまりキューティクルを剥がすような習慣がイコール髪が傷んでしまう原因というわけです。
間違った洗髪で髪が傷む
まず挙げられるのが間違った髪の洗い方。
雑に洗ったり、高温のお湯で洗えばキューティクルが開きやすくなり髪が傷みやすくなります。
意外と知られていないのがシャワーの温度。
40℃以上の熱めの湯で髪を洗うと必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮のバリア機能が無くなってしまうからです。
バリアがなくなった頭皮は紫外線の影響を受けやすくなるばかりか雑菌の住み家になるのだそうです。
髪の土台である頭皮が弱まってしまえば髪への悪影響は避けられません。
次にドライヤー。
近づけすぎたり、長時間当てるのは厳禁です。
必ず髪から20㎝以上離して温めの温風で乾かすようにしましょう。
ただ一方で自然乾燥もあまり髪にはよくありません。
というのも髪を乾かさずにそのままにしておくと頭皮に雑菌が繁殖して炎症を起こしたりして髪に悪影響が出るからです。
難しいんですね、髪の毛って…
適度にドライヤーで乾かすのが良いです。
カラーリングやパーマも髪を傷める
次にカラーやパーマなど。
これらはキューティクルを無理やり開いて髪の内側に働きかけるもの。
そのため当然キューティクルは剥がれ傷んでしまうのです。
特に美容室などではなく市販のカラー剤を使用している人は要注意。
ダメージが大きいです。
ですからこれらの後はケアを特に念入りに行う必要があります。
他には紫外線なんかもダメージの要因になることがあります。
最近は髪の毛のための日焼け止めなんかもありますよね。
参考記事:傷んだ髪にパーマは危険?
髪の痛みは加齢が原因であることが大きい
さらには加齢も髪の傷みに関係しています。
というのもホルモンバランスの変化で髪に栄養が行きにくくなるのです。
日頃から軽い運動を心がけたり大豆食品を多めに食べるなどして女性ホルモンの働きを補う習慣をつけるようにしましょう。
同じく髪の栄養が届かなくなるとしてストレスも関係があると言われています。
血行を促進するように心がけていく必要があります。
試してみては?
傷んだ髪はこうなおす!
まず髪の毛の洗い方を見直してみましょう。
先発前には必ずブラッシングをして頭皮のほこりやフケを落としてからまずはお湯で全体に洗い流します。
その後シャンプーで頭皮を洗うことになりますが、ひょっとしてゴシゴシと力強く洗っていませんか?
これはせっかく生えてきた産毛を引き抜いてしまうことになりできるだけ避けたいですよね。
どちらかというと正しい方法は撫でる程度の力加減。
シャンプーはしっかり泡立ててから髪に付ける
シャンプーはあらかじめ手のひらで泡だてておくのがポイントです。
洗顔なんかと同じ要領と思って良いでしょう。
そしてすすぐ時には念入りに。
すすぎ残しがないようにしましょう。
リンスやトリートメントの併用も有効
またシャンプー、リンスの後にトリートメントを使用するのもオススメ。
洗い流すタイプと洗い流さないタイプどちらでもお好みの方で構いませんよ。
またこれはあまり気を使っていない人も多いかもしれませんがブラッシングも欠かせません。
丁寧に優しくというのが大事です。
ブラッシングをするとキューティクルを整える上に、頭皮マッサージになるんですよ。
ぜひ試してみてください。
そして前項でも挙げたようにストレスも関係していますから、ストレスを溜めないことも大切です。
適度な運動をしたり、疲れている時は体を休めるのも髪の毛のためであることを覚えておきましょう。
まとめ
今回あげた他にはシャンプーの種類を変えてみたり、ドライヤーを最新の刺激が少ないものに変えるなどの方法もあります。
髪の毛をいたわることで、顔全体の印象が明るくなったり、若返ることもあります。
女性は特に、歳だから髪質だからといって諦めずに色々試してみてください。
髪がサラサラで調子がいいと気分も前向きになれますよ。
ヘアアレンジなんかも楽しくなります。
なんといっても日々の積み重ねが大事です!
お風呂の時とお風呂上がりが特に重要。
面倒くさがらないようにしましょうね。