活動を弱める蚊

夏に私たちの血を吸いのやってくる厄介な虫というと蚊ですね。

刺されると痒く、また羽音もうるさいので本当にいつまで吸ってるの!?と思うくらい。

ただ蚊ってそもそもずっと活動しているわけではないんですね。

そこで今回は気になる蚊の活動時間と、また蚊が現れる時期なんかについてもみて行きましょう。



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蚊っていつまで血を吸っているの?活動時間とは

部屋の蚊

皆さん蚊は日中はもちろん夜中の寝ている時まで耳元にやってくるので、一日中血を吸っているようなイメージを持たれるかもしれませんが実は蚊には活動時間というものがあります。

そしてこの活動時間、蚊の種類によって微妙に異なると言われています。

例えば家の中にいることも多い茶色の蚊、アカイエカは夕方から夜間に活動が活発になります。

というのもアカイエカの活動しやすい温度が20℃から30℃で、日中だと暑すぎて逆にあまり見かけないのですね。

夜中にいくつも刺されてしまった!という場合はこに、アカイエカの可能性が高いです。

次に黒いシマシマ模様が特徴のヤブ蚊はというと日中に活動します。

そして夜間の活動は控えめです。

ちなみにヤブ蚊は基本的に待機型で、草むらなどで人が来るのをじっと待っています。

人がいるところならどこまででも飛んでいくアカイエカとは正反対なんですね。

蚊が活動する時期ってどのくらい?

蚊を見かけるようになるのは大体いつ頃でしょうか?

早いと4月くらいでも蚊は飛んでいます。

そして6月の梅雨時期から7月くらいがだんだん増えてくるのが普通ですね。

それから暖かい10月くらいまでは蚊はいるのことが多いです。

ただしこれは1つの目安で蚊の活動に大きく関係しているのは前項でも説明したように気温です。

11月になっても日中20℃近くある場合にはこのくらいでも蚊に刺されることがありますので気をつけましょう。

さらには蚊の種類の中にチカイエカというのがいて、この種類の蚊は一年中季節問わずに活動しています。

下水道や地下鉄の側溝なんかに生息しているようですよ。

冬でも油断はできませんね。

ちなみに冬に見かけない蚊はどうしているのかというと、まずはアカイエカの場合に半年越冬に適した場所を見つけて休眠状態に入るようです。

意外と身近に潜んでいることもあり、クローゼットなんかの隅に実はいて寒さをしのいでいる可能性はあります。

次にヤブ蚊ですがヤブ蚊は卵のまま冬を越すのが基本です。

適度にたまった水側の側面であれば生きられるのでそういった場所にいます。

このように本当に種類によって違いが多いんですね。



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そもそもどうしてこんなに血を吸うのか?

蚊は追い払っても追い払っても付いてくる本当に厄介なものですよね。

そもそもどうしてここまでしつこく人間の血を求めるのか知っていますか?

それは産卵のためです。

産卵に必要なタンパク質なんかを吸血を行うことで得ているんですね。

ですから蚊で血を吸うのは雌だけ。

雄は吸わないんです。

交尾後のメスの吸血欲求というとそれはすごいようで、何度も襲いかかってきます。

また吸い始めると夢中で吸うので2分くらい放っておくと吸っている場合もあるんだとか。

ただ蚊には蚊の血を吸わなければならない理由があったんですね。

まとめ

いかがでしたか?蚊はいろんな種類がいてそれぞれ活動時期や活動時間なんかが微妙に異なるので、なんとなくいつでもどこでも活動しているように思えるかもしれません。

しかし実際はそうではなく、ちゃんと活発になるタイミングというのがあったんですね。

また蚊は意外にも気温に左右されやすいと言いましたが、最近は温暖化の影響で夏の日中はかなり暑いですよね。

暑さから日中出てこれない蚊も多くなっています。

ですから少し涼しくなる夕方くらいは特に蚊が一気に吸血を求めて彷徨う可能性は高くなっています。

より対策をしっかり行うべきでしょう。



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