冠婚葬祭の服装

冠婚葬祭にはたくさんのルールやしきたりがあります。

大人になるとそのルールは知っているのが当たり前。

誰に教えられるものでもなく、自分で気をつけなければなりません。

そのルールの中でも特に気をつけたいのが服装のこと。

知らないと恥をかいてしまいますよ。

そこで今回は特に冬場に気をつけたい冠婚葬祭のコートについて見ていきます。

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冠婚葬祭って?コートの着用時、気をつけることは?

冠婚葬祭

まず冠婚葬祭というのはなんなのか簡単に説明すると、とは成人式を指し、は結婚式を、は葬式のことでは法事やお盆に当たります。

人が生まれてから死ぬまでに行われる行事のことで、いろんな決まりやタブーが多いことでも知られていますよね。

例えば結婚式では花嫁より派手な服装やウェディングドレスを彷彿とさせる白色のものは着用しないのがルールですし、葬式では黒い服装をするのが普通です。

このように冠婚葬祭ではこれをしなければならない、これはダメだというものが多いために特に身に付けるものは難しいはずでしょう。

では中でも寒い日に活躍のコートに関しての決まりはあるのでしょうか?

参考記事:冠婚葬祭の冠は何?それぞれの意味が知りたい

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成人式では通常のコートでOK

まず冠婚葬祭の中の冠、つまり成人式について。

男性なんかはスーツを着ているとコートを羽織る人は多いはずです。

そんな時はチェスターコートやダッフルコートがオススメです。

またトレンチコートなんかもおしゃれですね。

結婚式で毛皮のコートはNG

次に結婚式。

式場の中は暖かいので実際コートなしでもいけますし、コートを会場に入る手前で脱いでしまうこともできますよね。

特に気をつけたいのが毛皮や動物の皮でできたコート

殺生をイメージさせるということでマナー違反になります。

またカジュアル過ぎないようにもしなければなりません。

成人式と同じくチェスターコートやトレンチコートが良いでしょう。

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葬式や法事は黒色のコートが無難

葬式

次に葬式や法事。

この場合、色は黒が無難です。

あるいは濃紺なんかでも良いでしょう。

ただし見た目がカジュアルでなければベージュやオフホワイトのコートでもかまわないとされています。

実際私も昨年の12月の寒い日に参列したときにベージュ色のトレンチコートを着て行きました。

ただ、他の参列者はすべて黒のコートを着ていたので私が浮いてしまいましたが・・・

また、お葬式でも結婚式と同様で毛皮などはマナー違反です。

気をつけましょう。

ちなみにですが、特に寒い日にはダウンを好んで着ている人も多いかと思いますが、冠婚葬祭にダウンは不向きです。

カジュアル過ぎます。

やはり、冠婚葬祭の時にはこれ!というコートを1つ持っておくのが安心です。

コート以外で気をつけたいマナーは?

他にも身に付けるものでいくつか気をつけたいことがあります。

アクセサリーは真珠が基本

真珠

まずはアクセサリー。

真珠がやはり基本となります。

結婚式の際には良いですが、お悔やみの場では必ず一連にすること。

不幸の繰り返しをイメージさせないためです。

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靴は黒色がベスト

次にシューズ。

色は黒系がベストです。

女性ならパンプスが、男性ならビジネス用にシューズになります。

シンプルで主張しないものにしましょう。

女性の場合ヒールの高さがきになるところですが、だいたい3センチから5センチくらいがベスト

低過ぎても高過ぎてもマナー違反となってしまいますから要注意です。

ちなみに子供の場合はどんな靴を履いていてもマナー違反にはならないので安心してくださいね。

まとめ

冠婚葬祭ではいろんなルールがあり、なかなか難しいものですが大人であればしっかりと正しいマナーを知っておくのが常識。

なかなか人に教えてもらえるものでもないので、自分で調べて置かなければ恥をかいてしまいますよ。

特に結婚式なんかは、主役がいて成り立つものです。

もしもあまりにマナーにかけたファッションをしていれば、その主役に迷惑がかかってしまいます。

葬式だって同じです。

ご家族にとっては最後のお別れの時に、嫌な気持ちにさせたくないですよね。

とにかく男女問わず言えるのは無難なものを選ぶということ。

それをポイントにすればよほどのことがない限りは大丈夫なはずですよ。