男女産み分け

男女産み分けと言えばひところブームになりましたが、今となっては

「やっぱり無理かな?」

といった空気が流れているようで、実際に我が家でも20年前に女の子が欲しくて産み分けに挑戦しましたが、生まれたのは2人とも男。

世の中にはいろんな民間の産み分け方がありますが、結果としては五分五分といったところで、あまり意味がありませんね。

本屋に行けば男女産み分けに関する本をたくさん見かけますが、今となっては当てにならないいい加減な本にしか映りません。

ところが、時は流れて知らないうちに医学も発達したようで、産み分けの成功確率も格段に上昇し、その確率というのが女児なら93%、男児でも82%とかなりか成功確率が上がっているのです。

その方法というのが【MicroSort(マイクロソート)】

いったいどのようにして産み分けているのか・・・



      Sponsored Link

染色体の組み合わせで決まる性別

マイクロソート

マイクロソートは、米国バージニア州の不妊治療研究機関で開発された技術で、日本で唯一精子検査のみの高精度男女産み分け法です。

そもそも男の子か女の子かは卵子によって決まることは無く、精子側のタイプにかかっています。

ご存知のように人の細胞には染色体が存在し、その中のX染色とY染色体が存在しますが、その組み合わせで男女に分かれます。

女性はXX染色体、男性はXY染色体という組み合わせになります。

もともと卵子にはX染色体しか存在しませんが、精子にはX染色体とY染色体の両方が存在するため受精した瞬間に染色体がXXなら女性、XYなら男性に決まります。

染色体

精子を振り分けて産み分けするマイクロソート

精子

そこで精子に存在するX染色体とY染色体を名振り分けてやれば産み分けができるのではないかと考えて開発されたのがマイクロソート。

マイクロソートは精子に含まれるDNAの量がX染色体を持つ精子には、Y染色体を持つ精子よりもDNAの総量が2.8%多く存在していることを利用して人工的に振り分ける方法です。

またマイクロソートが画期的なのは、動きの弱い精子や、奇形の精子を事前に取り除くことも可能なために、自然な受精が可能となるため安全に受精させることができます。

妊娠の確立もマイクロソート1回の場合、通常の妊娠と変わらないうえに、マイクロソート3回の受精を試みる3回セットで妊娠確率は65%と、通常の妊娠よりも高確立になります。

もし妊娠しにくい体質なら3回コースを選んだ方が良いかもしれません。

マイクロソートは成功率が高くて安価

現在民間の産み分け方では50~60%程度の成功確立だそうで、費用は2~10万円かかるといいます。

ほぼ確実に産み分け可能と言われている「着床前診断」だと費用は300~500万円と高額になってしまいます。

しかしマイクロソートなら成功確率は女児なら93%、男児でも82%で費用は一回セットで447,000円(税別)、3回セットでも642,000円(税別)とはるかに安価になります。



      Sponsored Link

マイクロソート実施までの流れ

マイクロソートの流れを簡単にまとめてみたのでご覧ください。

ステップ1:マイクロソートに申し込み後、感染症(HIV、B型肝炎、C型肝炎、梅毒)に罹っていないかの検査が必要で、検査キットに血液を採り検査機関に送り、感染が確認されなければ次のステップに進みます。
(検査の結果によってはこの後のステップに進むことができません)

ステップ2:精液を指定のキットに採取し返送します。これで精子濃度などの測定や精子の数や正常形態率を見て妊娠が可能かどうか判断します。

ステップ3:専用の容器に精子を採取し2時間以内にマイクロソート実施のか「ChromoS」に自分で持ち込む。

ステップ4:マイクロソート実施完了後、希望の性別に分類された精液が冷凍状態で届くので、解凍して支給されたセルフシリンジキットで自ら膣内に注入します。

以上がおおよその流れですが、注意することは精液の採取方法で、コンドームやローション、オイル、ゼリーなどを使用して採取するのは望ましくないので、何も使わずマスターベーションで精液を採取してください。

また3回セットの場合は、精液の量が少ないと回数が減ってしまう恐れがあるので、できれば溜めてから出す方が良いでしょう。

マイクロソート男女産み分けがどうしても必要な方向け

世の中「子宝」と言って五体満足ならどちらでも良いのでは?って思うかもしれません。

確かに子供が出来ずに寂しい思いをしているご夫婦も多くいます。

また障害を持って生まれてくる子も少なからず居ますよね。

そんなこと考えれば男でも女でもどちらでも良いじゃないと思います。

しかし、会社や家を継いでもらうためにどうしても男の子が欲しいと切望しているご夫婦もいます。

5人産んでも全部女の子なので次こそは男の子が欲しいご夫婦も居るでしょう。

人類のバランスを考えれば性別は神に任せた方が良いかもしれませんが、ひょっとしたら他人に言えない事情というものがあるのかもしれません。

もしどうしても男女の産み分けが必要と考えるのなら一度試してみてはいかがですか?



      Sponsored Link