自分が入院していた時にもらったお見舞いは当然、お返しをするのが基本。
しかし相手の好みなんかも考えてお返しを考えるのは本当に大変なこと。
うっかり相手の気分を害する、これはタブー!なんていうものもありますよ。
そこで今回はお見舞いのお返しにふさわしいものとそうでないものを見ていきます。
お見舞いのお返しに商品券は基本的にNG
お見舞いのお返し、つまり快気祝いにはいろんなものがありますよね。
どうせなら相手の喜ぶものにしたいけれど何を送れば良いのかわからないという人、多いのでは?
そんな時に悩んだ末、商品券を贈ろうと考える人も少なくないはず。
しかし商品券ってそもそも現金の代わりのようなもの。
金額がすぐにわかるのが難点です。
特に目上の人には避けた方が良いでしょう。
お金の困っている人のように思われていると勘違いをされてしまいます。
印象がかなり悪いです。
ただ例え品物を贈ったとしてもお返しには基本相場があり、もらった金額で変わります。
ですからいくらくらいものかはすぐに予測ができるはず。
そのため最近ではお返しに商品券を贈るのはそこまで悪い事ではないのでは?という意見も増えています。
相手次第では一つの選択肢になるでしょう。
ちなみにお見舞いに商品券をいただいた場合に商品券で返すのはかなり失礼ですから控えてください。
お見舞いのお返しに寝具もNGです
また他にも縁起が悪いということで贈るのにはふさわしくないものがあります。
その代表的なものが寝具。
シーツなんかの敷物ですね。
病気が残ることを連想させるために特にご心配をかけた相手には避けるのが無難です。
そもそも寝具って好みも分かれますし、それならば万人ウケするような無難なものの方が良いですよ。
便利なカタログギフトもこんな時は避けましょう
他にはカタログギフトも要注意です。
カタログギフトとはいろんな種類があり、食品が中心のものやインテリアなどが中心のものなどもあります。
欲しいものを受け取った側が後日選びそれが届くということで本当に欲しいものを贈れるというのが最大のメリット。
しかしカタログギフトも商品券と同じく現金と変わらないのでは?という意見もあります。
実際はどうすべきなのでしょう。
商品券よりは金額が明確にわからないために、どちらかというとカタログギフトを贈るのはマナー違反とまでは言えないのではないでしょうか。
実際受け取った側は嬉しいですしね。
ただやはり目上の人には控えた方が無難かもしれません。
お見舞いのお返しは基本的に後に残らないもので
ではもしもお見舞いのお返しを贈る場合どんなものが良いのでしょう。
一般的には怪我や病気が後に残らないようにということから後に残らないものを贈ります。
例えばお菓子だったりジュースだったり、あるいは砂糖やお米なんかも人気です。
誰でも喜ぶものが良いですね。
あるいは病を洗い流すということでバスグッヅも人気。
石鹸や入浴剤はいいですね。
またタオルなんかももらって困ることも少ないので子供がいる家庭などには喜ばれますよ。
まとめ
いかがでしたか?
お見舞い品として頂いても使わないことって多い中で、便利で相手がもらって喜びそうな商品券やカタログギフト…
自分で品物を選べるというメリットもあるのですが、相手に品物選びを押し付けてしまうという風に捉えられることもあるので注意が必要ですね。
友人などの場合は気心も知れていますし、そんなことで嫌な印象は受けないはずですからこういったお返しもありかもしれませんね。
一口に商品券などといっても種類がいくつもあるので相手が使いやすそうなものを選んでくださいね。
家族構成などでも随分変わるので子供の有無なども考慮に入れましょう。
ちなみにお見舞いのお返しは退院後10日~1ヶ月以内が贈る目安とされています。
病み上がりは生活環境の変化などで体調が落ち着かないこともあり、調子の良い時に考えることがベストです。
相手に元気になった姿を見せることが最も喜ばれるお返しになるかもしれませんよ♪