日本にはいろんな習慣や行事がありますが、そのうちの1つが節分。
節分はお年寄りから子供まで親しみのある風習で、豆まきは誰でも一度は経験があるはずです。
そして豆をまくこともそうですが、節分に欠かせないのが、豆を食べること。
年の数だけ食べるのが当たり前のように定着していますね。
この節分のシーズンになるとスーパーの目立つ場所に大々的に並べられる豆。
実は栄養価が高いって知っていましたか?
今回はそこで節分の豆の栄養価について詳しくみていきます。
節分の豆の栄養価って?食べるとどんなメリットが?
まず節分で食べられている豆のほとんどは大豆です。
正しくは大豆を炒ったものです。
大豆といえば誰でも知っている通り、栄養価が非常に高い食べ物の1つ。
中でもタンパク質は豊富なことで知られていますよね。
タンパク質の中でも必須アミノ酸をバランスよく含むとされる良質のタンパク質が大豆には含まれており、脳の働きを活性化させたり、精神を安定させる効果や免疫機能を高めるとも言われています。
節分の豆はビタミンも豊富
次にビタミンです。
ビタミンは色々と種類がありますが、大豆に多いのはまずビタミンEです。
血行を良くし冷え性に聞くと言われています。
次にビタミンB。
高血圧予防や疲労回復、抗アレルギー作用などの効果が期待できます。
さらには妊娠中のままに欠かせない葉酸も豊富です。
参考記事:ビタミンb1補給に納豆が推奨される理由
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節分の豆は女性ホルモンの代わりになる
大豆といえばイソフラボン。
女性ホルモンんと似た働きをすると言われ、美容効果がある他、骨粗鬆症や更年期障害を改善すると言われます。
色々と挙げましたが、特に女性には積極的に取り入れてほしい食べ物であることがわかったかと思います。
ちなみに女性の場合カロリーが気になるかもしれませんが一粒に2キロカロリーほどで決してヘルシーな食べ物ではありません。
ですから、風習よりもカロリーを気にする!という人は20粒まででとどめたほうが良いです。
節分だからといって一気に食べすぎず日々の食事に少しづつ取り入れたほうが効果はありそうですね。
豆まきの豆は余ったらどう食べる?
節分の豆が栄養満点なのはよくわかったかと思いますが、では余ってしまった場合にはどうすべきでしょうか。
実は大豆は冷暗所に密封しておけば1年ほど持つと言われているそうです。
乾燥剤も一緒に入れると安心です。
きな粉にして様々な食べ物に利用できる
あるいはフードプロセッサーで挽いてきな粉にするというアレンジもあるようですね。
ちなみに美味しいオススメのレシピは煮豆がまず定番です。
昆布なんかと一緒に煮詰めると本当に美味しいものです。
ご飯にも合いますよね。
また味噌汁に入れると食べ応えのある一品に。
メインではハンバーグ、かき揚げなんかに入れてもアクセントになって美味しいようです。
また大豆は甘い味付けもぴったり。
きな粉味にしたり、砂糖味噌味にしたりメープルも意外に合うんです。
私はきな粉餅が好きですが・・・
お菓子に混ぜても美味しい
またクッキーに入れたりクランチ風にチョコと混ぜて冷やし固めたりと自由自在。
子供からお年寄りまで、それぞれの好みに合わせた食べ方ができるので、飽きません。
ちなみに我が家では味のない自家製のヨーグルトに混ぜて食べています。
ヨーグルトの酸っぱさと黄粉の程よい甘さがマッチして大人の味がしておいしいですよ。
ぜひ色々試して自分の中のベストな食べ方を探ってみてください。
他の味を邪魔しないので本当になんでも合いますよ。
まとめ
節分の豆は節分に食べるもの。
しかし大豆はそもそもかなり栄養価が高く、健康のためには普段から取り入れた方が良い!ということがわかったかと思います。
中には節分は落花生を投げるという家庭もありますが、落花生にも沢山の栄養価が含まれているようなので、暇な時に調べてみては?
節分の時には、その意味などとともに、今回あげたような大豆の栄養価についても伝えてあげてください。
いつもよりも興味を持って聞いてくれるはずですよ。