ビタミンは私たちの健康には欠かせないものである一方で、不足しやすい栄養素であるのを知っていますか?
というのも体外でつくられないために食事なんかで摂取が必須です。
ただビタミンといってもいろんな種類がありますよね。
ビタミンA、C、B、またビタミンDやEなどなど…
それぞれにちゃんと役割があります。
そこで今回はそのうちのビタミンb1、b2に注目し効果などを見ていきましょう。
ビタミンb1の糖質代謝効果
まずビタミンb1の役割として糖質の代謝をサポートするというのがあります。
糖質、つまりはご飯やパンですが食べてそのままエネルギーになるのではなく分解されて初めてエネルギーに変化するものです。
その分解の際に酵素とくっついて代謝のサポートをしているのがビタミンb1。
つまりビタミンb1がなければ、酵素だけではエネルギー変換がうまくなされずにエネルギーとならず脂肪になってしまうという可能性があるわけです。
逆を返せばビタミンb1はダイエット効果も秘めているんです。
参考記事:ビタミンb1補給に納豆が推奨される理由
ビタミンb1の美容、疲労回復効果
次に肌への効果もあります。
というのもビタミンb1には新陳代謝をアップさせる効果もあります。
つまり美肌に欠かせないターンオーバーを促してくれるのです。
また先ほど説明したように、糖質が脂肪に変わるのを防ぐ役割があることから、皮脂も防げるのでニキビなどのトラブル予防にもつながります。
次に疲労回復効果もあります。
というのもこれも同じですが、糖質をエネルギーにすることで疲れに負けない体が作られます。
さらには脳や神経機能にとってみれば糖質は唯一の栄養素。
つまりこれらが正常に働いているのもビタミンb1のおかげといっても過言ではないのです。
これらが正常に働かないとなるとどうなるか、うつ病などの原因になります。
そういった精神的な病も防いでくれているのです。
参考記事:ビタミンb1不足が眠気を誘う?
ビタミンb2の脂肪燃焼効果
まずビタミンb2の役割は脂肪をエネルギーに変換するというものです。
つまりはダイエット効果はまずあります。
次に資質が活性酵素により酸化されると過酸化脂質という有害物質になるのですがこの物質を分解できるのがビタミンb2。
この効果のおかげで様々なトラブルを解消してくれています。
例えば生活習慣病。
過酸化脂質はたまると動脈硬化などの原因になると言われています。
すると結果的に高血圧、心臓病なんかを招く要因になるわけです。
他にはビタミンb2は細胞が新しく生まれ変わる際に欠かせない栄養素。
美しい髪の毛や爪などを維持するのもビタミンb2あってのことなのです。
ビタミンb1の成長促進効果
さらには子供の成長促進にも効果があります。
ですから子供も不足しないよう心掛ける必要がある栄養素の一つなんです。
さらには詳しくはわかっていませんが、粘膜の生成に関わりがあると考えられており、例えば口内炎なんかのケアにも効果が期待できます。
このように同じビタミンBでも、効果は全く違うことがわかったかと思います。
それぞれにちゃんと役割があるのでどちらも不足しないようにしたいものです。
まとめ
他にもビタミンBには、タンパク質をエネルギーにかえるビタミンb6、アルコールの分解の役割を果たすナイアシン、また赤血球のヘモグロビンを作る葉酸やビタミンb12など種類はまだまだあります。
これらはそれぞれ不足すると症状として体に現れるほど、私たちにはかかせないもの。
ただ種類が多く、またビタミンは一気にまとめて摂取ができないことからなかなか食事では難しいという場合も。
そんな時は便利なサプリでも構いません。
工夫をしながら不足しないよう、意識的に取り入れていきましょう。
ビタミンBをしっかりとれば、内側もそして外見も美しくなること間違いなしですよ。