布団干しと湿度

毎日使う布団は出来るだけフカフカで清潔にしておきたいもの。

そのため天気の良い日には布団を干すようにしている家庭は多いことでしょう。

ただ梅雨時期なんかは雨の日が多くなかなか布団を干せないもの。

雨が降っていなくても曇っていれば湿度も気になるはずです。

そこで今回は曇りの日の布団干しについてと、また適した湿度などを見ていきましょう。

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布団干しって曇りの日は意味がないの?

布団干し 曇りの日

あなたは布団はいつ干していますか?

カラッと晴れた晴天の日に干すのが普通ですよね。

天気が良い日に干した布団はポカポカと温まり、ふかふかになるので気持ちが良いもの。

そのために少しでも曇っていると何となく意味がないような気がしますよね。

しかし実は布団干しは紫外線に当てることだけが目的というわけではありません。

日光消毒以外に臭いをとるなどのメリットもあります。

ですからあながち意味がないとは言えないんですね。

風に当てるだけでも布団は乾燥させることができます。

ただし湿度が高い日は布団を干すのには逆に不向きですから注意が必要です。

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布団干しに適した湿度って?

湿温度計

では布団干しに適した湿度とはどのくらいなのでしょうか。

一般的には人が快適だと感じる湿度50%が一つの目安となります。

これよりも湿度が低いと布団を干すのには良い日、これより高いと布団干しには向かない日だと言えます。

ちなみに梅雨時期は曇っていても急に雨が降り出すこともあるので、外出時には布団は干したままにせず取り込んでおくというのは忘れないでくださいね。

長時間干すよりも2時間くらいを目安に定期的に干すのが良いとも言われていますよ。

干しすぎは布団が傷んでしまう原因になるそうです。

またこれは余談ですが湿度が高い日には除湿機やエアコンの除湿モードを使うのもオススメです。

あるいは扇風機の風を当てても良いですね。

湿気がないだけでもさらっとして気持ちがいいものですよ。

布団の湿気はダニが発生し、それが喘息やアレルギーの原因にもなります。

健康面から見ても布団を乾かすというのは大きなメリットがあるのです。

もちろんコインランドリーなどで丸洗いというのも良いです。

またダニを落とすために布団を叩く人も多いですが、これでは逆効果になることもあるので要注意です。

実際叩いた後の方がダニの数は多くなるんだとか。

繊維の痛みにもつながるので控えましょう。

さらにいうとベッドの場合は窓を開けておくと風が通り湿気対策になりますよ。

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雨の日の翌日に布団を干す場合に

雨の日はもちろん布団を干せませんが、では雨の日の翌日はどうでしょう。

雨が降った後は湿度が高いのであまりお勧めはできません。

ただ雨が上がりきって晴れている時には問題ないでしょう。

念のため10時以降に干すのが良いですね。

湿度が下がり出す時間帯です。

もしも雨の日の翌日に干す場合には、布団をかける部分が濡れていないことを確認することと、掛け布団などは濡れた地面に落ちないようにするのも大切です。

気をつけましょう。

ちなみにですが、布団を干す際には夏場の汗をかきやすい時期は表面を重点的に、逆に冬場の結露による湿気が気になる時期は裏面を重点的に乾かすようにしましょう。

晴れた日に布団を干してもダニは死なない

布団干しで大きな目的というのが湿気を取ることやダニの排除ですよね。

特に夏になるとダニの活動が活発になるので、背中や腕を刺されて赤くはれたり痒くなったりすることってあります。

こんなこともあるので夏場は布団をマメに干しておきたいもの。

晴れた暑い日に布団を干せば、紫外線も強烈だし温度も高いのでダニが死滅すると思っていませんか?

実はこれは大して効果はないそうですよ。

というのもダニは布団の奥に潜ることで紫外線や高温から身を守る習性があるので、部屋に戻したとたんに表面に現れるんだそうです。

これでは意味が無いですよね。

ダニの排除は乾燥器に入れて60度以上で時間をかけることでダニが死滅するそうです。

コインランドリーにこうした乾燥機機能が付いた洗濯乾燥機があるので定期的に使用すると良いでしょう。

参考記事:布団を干すのにどんな効果があるの?

まとめ

いかがでしたか?

布団を干しは家事の中でも結構重労働で大変ですが、干すことで快適に眠ることができますよね。

干した後の布団は本当に気持ちが良いものです。

曇りの日でも湿度次第では干せるので梅雨時期もぜひ定期的に干すようにしましょうね。

睡眠は私たちにとって大切なもの。

ぐっすり快適な環境で眠ることは健康にもつながります。

布団用クリーナーなども最近では売られていますが、ちょっと高くてもったいない…という人も多いでしょう。

そんな人ほど布団干しを面倒くさがらずにしっかり取り入れましょう。