初節句は子供が初めて迎える節句のことで、女の子ならお雛様を、男の子なら鯉のぼりを準備し、家族みんなでお祝いすることでしょう。
昔からの行事ではあるものの、節句というと何かしようと考える家庭は多いはず。
例えば実家から飾りをいただいたり、お祝い金を家族からもらうこともあるでしょう。
そんな時に、気になるのがお返しのこと。
いわゆる内祝いですね。
そこで今回は今年初節句を迎える家族に知っておいてほしい、初節句の内祝いのマナーを見ていきます。
参考記事:初節句のお祝いの金額はどれくらい?
初節句の内祝いは両親なら食事会で十分
まず内祝いは内祝いでも両親からのお祝いに対しては不要です。
というのも飾りなどは高額でお返しとなると何を返せば良いのか難しいはず。
そもそも両親からしても可愛い孫のためにしたことですからお祝いを望んではいないはず。
それよりも食事会などを開いて家族が集まる機会を作ってはいかがでしょう。
孫を囲んでみんなで食事を楽しむ!これが一番おじいちゃんおばあちゃんにとっては幸せなことのはずですよ。
近くのお店で日時を確認し、開くのももちろんありなのですが、子供が小さいことを考えると実家で開くにが1番おすすめ。
というのも飾りと一緒に写真を撮ったり、また子供がぐずった際にも対応できます。
食事は母親が気合を入れて全て準備をしてくれる場合もありますが、基本的には自分たちで考え、出前などを頼んだり、作ったものを持ち寄るのも1つの手でしょう。
手土産をネットで購入しておく
食事会の際に感謝の気持ちを込めて手土産を渡す人もいます。
自分の家に招いた時は特にそうです。
例えば春をイメージさせる桜餅や上生菓子のセットに、名前入りの洋菓子、紅白饅頭なんかも縁起が良さそうです。
インターネットなんかで購入可能です。
和菓子のお店なんかでは手土産用のセットも出揃い始めるのでそちらもチェックして見てください。
両親には写真を贈るのもあり
また両親には後日、飾りと一緒に撮った写真をおくるのもありですね。
台紙に入れるとリビングなんかに飾りやすいです。
あるいは写真入りのキーホルダーも持ち歩けて便利です。
孫が可愛くて仕方のない両親にはもので返すというよりは思い出やふれあいで返すのが1番。
お返しがわりに旅行に連れて行ったという人もいますね。
食事会に都合がつかなかった人の場合は贈答品を贈っておく
では食事会にどうしても来れない、例えば遠方の人の場合などはどうすべきでしょうか。
やはり内祝いのお返しはしておくべきですね。
お土産と同じような紅白餅や洋菓子なんかもいいですし、タオルの詰め合わせでもよろこばれます。
あるいはカタログギフト、商品券も1つの手ですね。
金額はだいたいお祝いでいただいた額の3分の1程度のものを返すのが良いとされています。
それ以上でもそれ以下でもあまりよく思われないことがあるので気をつけてください。
お返しを遠慮されたらメッセージカードも
お祝いをもらう時に、お返しはいいからね!と言われることもあるかもしれません。
そんな時はお返しは送らず、後日初節句のお祝いをした時の写真なんかを添えてメッセージカードを送るなどどうでしょう。
お互い嫌な気持ちにならずにすみますね。
お返しの時期は月をまたいではいけない
ちなみにお返しをするならその月のうちにするのがマナー。
遅すぎると失礼にあたるので注意してください。
いくら気心知れた中でもお互いいい大人。
しっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。
まとめ
いかがでしたか?
初節句のお返しについてイメージがある程度はついたでしょうか。
子供の健やかな成長と健康を祈るためだと言われているこの、初節句のお祝い。
盛大に祝いたいですね。
そのためには親がしっかりとマナーを守って誰も嫌な思いをしないように配慮をするのが必須ですよ。
それができればきっと楽しい1日になること間違いありません。