皆さん郵便物を送る際には郵送料というのがかかりますよね。
そしてその郵送料の支払いが済んでいることを表すのが切手。
ですから切手を見ると郵送料がわかります。
ただ普段、受け取った郵便物の中身は確認していても切手の値段まで確認しないことも多いはず。
そこで今回は知らない人は知っておいて欲しい、切手代のマナーを見ていきましょう。
参考記事:切手の料金が不足したときの対処法
はがきに切手を貼る際にはどうやって値段を決めるのか
まずはがきの場合はどうなのでしょう。
遠方にいる方に新年の挨拶として送られる年賀状や、夏に送る残暑見舞いなんかは特に有名ですよね。
はがきは2017年6月に郵便料の改定がありました。
そしてこれまで52円だったはがきの郵送料は10円値上がりし62円になっています。
その理由ははがきによるコミュニケーションの減少。
それによって人件費なども見直されたんですね。
ただ実はこのうち年賀状に関しては据え置きになっています。
つまり改定前の52円で送ることが出来るんです。
年賀状って人によってはかなりの枚数を送ることになるのでたった10円でも有難いですよね。
ちなみに通常はがきなんかで年賀状を書く際には切手を貼る部分の下に赤色のペンで「年賀」と書いてください。
一目で年賀状だとわかるでしょう。
ただし、これも期間限定で2018年では1月7日までとなっていました。
つまり年賀状といえども1月7日を過ぎてしまえば通常のはがきと同じ62円になるので注意が必要です。
今後も同様の措置が採用されるとされていますがはたして来年はどうなるか・・・
封筒の切手代は?重さで決まる?
では次に封筒に貼る場合の切手代です。
この場合は重さで決まるような仕組みになっています。
ちなみに封筒の場合は定形郵便と定形外郵便というのがあります。
まず定形郵便とは横が12cm、縦23.5cm、幅は1cmのもの。
料金は25g:までは82円となっています。
そして50gまでであれば92円です。
次に定形外の場合は横と縦と幅を合わせて90cm以下の郵便物を指します。
また最長部は60cm以下と決まっています。
定形外郵便はさらに規格内と規格外に分けられています。
長辺34cm×短辺25cm以内、厚さ3cm以内、重量1kg以内であれば規格内、それ以上であれば規格外ということになります。
どうしてこのようなルールがあるのかというと規格外の場合は郵便受けへの投函ができませんから不在届を代わりに投函し後日再配達をする必要があり、人件費がかかるんですね。
規格内の料金でいうと例えば50g以内だと120円、100g以内だと140円、150g以内で205円、250g以内で250円…と細かく決められています。
そして規格外だと同じ50g以内でも200円、100g以内で220円、150g以内で290円とやや金額も異なります。
定形外であってもポストに入る大きさであれば出す際にはポストに投函して構いません。
もしも入らない場合は最寄りの郵便局に持っていきましょう。
その際に切手をあらかじめ貼っていっても構いませんし、郵便局で重さを確認してもらい料金を払ってもどちらでも構いません。
また定形外郵便の規定よりも大きな荷物に関してはゆうパックでの発送となります。
ちょっとした誤差でも切手料金不足に
切手を貼る際には封筒の場合に重さがポイントであることがわかったかと思います。
逆にいうと重さなら自分で量れるのでわざわざ郵便局に行く手間も省けるということになります。
ただ家庭の量りって実は1~2gの誤差が出ることもあるので要注意です。
特にメルカリをはじめとするフリマなどでの商品発送の際にはこういった微妙なミスが大きなトラブルに発展する場合も…
もしも量った際にギリギリである場合にはできればもう一段階大きい金額の切手を貼ることをお勧めします。
またコンビニで切手を買う際には重さを量ってもらえないので、必ず自分でいくら分の切手が必要か確認してから購入しましょう。
まとめ
切手の料金は大きさや重さなどの細かいルールがあってちょっと難しいですよね。
料金も稀ではあるものの変わる場合があるので注意しておいてください。
もしも自分で量っても自信がない…という人は郵便局に行くのが1番確実です。