妊娠中、女性の体は赤ちゃんの発育に備えて色々と準備を始めます。
そのためこれまでなかったマイナートラブルが起きることもしばしば…
吐き気や腹痛など一般的によく言われるつわり症状を始め、食べ物の好みが変わったり、貧血になりやすくなったりと本当に色々で、最初は戸惑う方も多いはず。
これ以外にもまだまだあまり知られていないようなトラブルも沢山あるんですよ。
今回取り上げるのは妊娠中の汗。
妊娠と関係のないように思えますが案外多くの妊婦さんが悩まされている問題なんです。
そこで今回は妊娠中の汗の原因と対策を見ていきましょう。
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妊娠中は代謝が良くなって汗をかきやすい
妊娠中は思いもしないトラブルが起きますが中でも、これまでと比べて急に汗をかきやすくなったと感じる方は多いようです。
これは気のせいではなくちゃんと理由があるんです。
まず汗を書く理由として女性ホルモンが関係していることがまず言えます。
妊娠するとプロゲステロンという黄体ホルモンの分泌が活発になるので基礎体温が上がるのが普通です。
ですから代謝が良くなって汗をかきやすいんです。
またこのプロゲステロン、産後の準備として乳腺の発達にも関わっており、自然と胸のあたりに血液が沢山送られ代謝が良くなります。
そのため胸の周りに沢山汗をかく場合も多いですね。
さらにいうと妊娠中は赤ちゃんを守ろうと自然と妊婦さんの体にはしぼうがつきやすくなります。
脂肪は体温を保持しやすく結果的に汗っかきになるということも言えますね。
ちなみに妊娠中にはちょっとしてことでも赤ちゃんへの影響が気になるかと思われますが、汗を掻くことで赤ちゃんになんら影響はないので安心してください。
むしろ体内の毒素が排出され赤ちゃんに綺麗な血液が流れるので良い傾向でもあります。
ただ、汗をかくと体内の水分がなくなって行くのでしっかり水分補給だけは欠かさないようにしましょう。
また妊娠中の肌はとても敏感ですから汗疹なんかにもなりやすいです。
しっかり拭き取って清潔にしておくことも大切ですよ。
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妊娠中の汗、臭いも気になる…。対策は？
妊娠中の汗は誰にでも起こりうるトラブルの１つであることがわかったかと思いますが、汗で厄介なのが臭いではないでしょうか。
妊娠していても女性であれば汗臭いのは嫌ですよね。
周りに目も気になるところです。
そんな人はドラッグストアなどで売られている制汗剤や制汗シートをうまく利用すると良いですね。
こういったものを妊娠中に使用することはいかがなものかと心配される方も多いですが問題ないようです。
ただし匂いもいろんな種類がありますがつわりの場合により気分が悪くなってしまう場合もあるのでテスターなどで匂いをチェックして購入することをオススメします。
他には汗脇パットなんかも人気です。
マタニティウェアにはあらかじめ汗脇パットが付いているものもありますね。
さらには服を選ぶ際に通気性のある服を選ぶのもポイントです。
例えば脇の下などがピタッとくっついているものよりは、ゆったりして余裕のあるものの方が臭いもしづらいです。
ちょっとした心がけ１つで随分改善されるはずなのでぜひ今回挙げたような対策法で妊娠中の汗を乗り切っていきましょう。
参考記事：妊婦は体臭が強烈になるって本当？
まとめ
いかがでしたか？
妊娠中の汗は多くの人が悩まされる問題ですからあまり深刻にとらえずに仕方のないことだとある程度は思っておいた方が良いですね。
産後は普通に戻るので安心してください。
ちなみに汗の臭いは6時間後に最も強くなるなんていう話もあります。
つまりできるだけ放置しないということが大切なのです。
汗をかいた場合には早めに汗をぬぐったり、服を着替えてシャワーを浴びるなどしましょう。
タオルを常にカバンに入れておくと安心です。
少しの間だと思って上手に付き合っていきましょう。
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