タンスは、衣類をしまうのに大変便利なもの。
一家に一つくらいあるものではないでしょうか。
ただタンスって気をつけないと気付いたらカビが生えていたり、嫌な臭いがしてくることがあります。
しまっているものは衣類なだけに、これはしっかり対策しておきたいですよね。
そこで今回はタンスのカビ、臭いの原因と対策を見ていきましょう。
参考記事:壁紙に生えたカビはカビキラーで取れる?
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タンスのカビの原因は?
まずどうしてタンスにカビができてしまうのかというと、原因はいくつかあって一つ目が壁との隙間がないこと。
家具は隙間が開くと埃が溜まるのでぴったり壁につけて置きたいというのもわかるのですが実はこれが通気性を悪くし、結果的にカビの原因になっています。
次に洗濯物がしっかり乾ききらないうちにタンスにしまうことももちろんNGです。
触った感じは乾いていてもポケットの部分なんかは意外と濡れていることも多いです。
しっかり全体が乾いているのかを確認してからしまうという癖をつけておきましょうね。
また意外とやりがちなのが、一度着た服を洗わずに収納してしまうこと。
着た後の服って汚れが付着している他、熱がこもっていますのでタンスの中がジメジメとしてしまいます。
必ず洗ってから戻すようにしましょう。
他には梅雨の時期なんかに多い部屋干しや、冬場によく使われる加湿器なんかもカビの原因になることがあります。
湿度はある程度に保つことは大切なのですが、高くなりすぎないようにしましょうね。
タンスのカビ対策は?
ではタンスのカビの対策法というとどんなことがあるのでしょうか。
まず前項でも説明したように壁にぴったりに配置されていると湿気がこもりやすいので少しだけ離して置いてみてください。
次に空気の入れ替え。
窓は定期的に開けてもタンスの空気まで入れ替えていない方、多いかもしれません。
ただ少しの間タンスを開けて置くとカビの発生はかなり防げます。
タンスの臭いの原因はカビや化学物質
次にタンスの臭いに関してです。
原因はまずこれまで説明してきたカビです。
タンスってどうしても湿気やすいので気をつけたいですね。
他にはタンスに用いられている接着剤や塗料に化学物質が含まれ、それが臭いの原因になっているパターンもあります。
古いタンスなんかは特に多いです。
化学物質は体に良くないと言われていますからできれば買い替えをお勧めします。
タンスの臭い対策は?
ますタンスから服を全て出して中を一度拭いてください。
この際に臭いをとるのにオススメが重曹です。
水に溶かしてスプレーにすると使いやすいです。
拭いた後はしっかり乾いてから服を入れるようにしましょう。
他にはタンス用シートなんかもホームセンターで購入することができます。
ちなみに服にタンスの嫌な臭いが移ってしまった場合にはクリーニングに出すか、あるいは重曹水を作ってスプレーで吹きかけてください。
シワも取れて一石二鳥ですよ。
またドライヤーでしばらく温め脱臭剤とともに大きめの袋にいれておき、半日経ったらアイロンの蒸気で服を再び温めるというちょっと変わった方法もあります。
本当に取れるの?と思うかもしれませんが効果は高くほとんどの臭いが取れるんだそうですよ。
試して見ては?
まとめ
いかがでしたか?
タンスっての出し入れの時以外にあまり開け閉めはしないことの方が多いのですが今回挙げたように少し開けて換気をするだけでも随分カビ、臭いのトラブルは防げます。
ちょっとしたことですが大切な衣類を守るためですので是非やって見てください。
また他にもタンスにものを詰めすぎるのも熱がこもってしまう原因になりますから、入れすぎには注意して置きたいですね。
これを機にいらない服と今必要な服の選別も行ってみると良いかもしれません。