あなたはゴミを出す時にはきちんと分別を行なっていますか?
その地域によって色々とルールもありますよね。
例えば分別方法もですし、入れる袋の種類まで細かく決められています。
面倒だな…と感じたこと、一度はあることでしょう。
ただこの分別、実はあまり意味がないと言われているのを知っているでしょうか。
そこで今回はそもそも分別って何のために行なっているのか、そして意味がないと言われる理由についても見ていきましょう。
参考記事:粗大ゴミを解体して出す方法
そもそもゴミの分別って何のために行っているの?
そもそもあなたは分別って何のために行なっていますか?
おそらく住んでいるところがそういうルールだから…といった感じでしょう。
そもそもゴミの分別が細かく決められ始めたのがちょうど1990年代。
この頃には環境汚染などについて関心が高くなり、ゴミの最終処理場の減少などの理由もあってリサイクルが重要視され始めます。
そこから色々と分別内容も増えてきて今では、燃えるゴミ、燃えないゴミ、ペットボトルにビン、缶、また紙、プラスチック、粗大ゴミなどかなり細かく決まりができています。
しかしこの日本人にはもはや当たり前になっている分別は海外の人から見るとやや異常で驚かれることも多いようですね。
日本人というと真面目で決まりを守るというイメージも強いのですが、これもその一つの要因と言えるでしょう。
ゴミの分別は地域によってもかなり違う!
ゴミの分別は地域によってかなり違うものですよね。
例えばリサイクルの取り組みに力を入れている地域、逆にあまり分別をしなくても良い地域など本当に差が激しいものです。
そもそもどうしてそのような差が出るのかというとそれはまず焼却設備が関係しています。
焼却設備が比較的最新の地域では高温処理が可能だったり、有毒ガスが発生しないなどの理由で分別は大まかな傾向があります。
逆に焼却設備処理能力が低いと分別も細かくなるようです。
また人口も大きく関係しており、リサイクルなどに回すのが大変になる都市部では分別も細かくないことが多いようですね。
引っ越したりするとその地域でルールが異なり戸惑うこともありますが、しっかりと分別方法を把握しておきましょうね。
ゴミの分別が意味がないと言われる理由は?
ゴミの分別は日本では当たり前の習慣。
そして地域によって全くルールも異なることがわかったかと思います。
しかしこのゴミの分別、実は意味がないなんて言われているの知っていますか?
にわかに信じがたい話ではありますが、これが本当だと今までの分別は何だったのか?という話になってしまいますよね。
実際のところどうなのでしょうか。
そもそもゴミの分別はリサイクルへの意識が高まったことで細かく定められたというのは前項でもお話ししましたが、このリサイクル、実は大変コストや手間がかかるものなんですね。
そのためにリサイクルに回されるゴミは本当にわずかでほとんどは燃えるゴミと一緒に燃やされているという話があります。
例えば燃えないゴミとして出されるペットボトルやプラスチックなんかもそうです。
燃えるゴミの中には生ゴミなどもあり、水分が含まれています。
ですから燃えにくい場合もあります。
そんな時にこういった普通分別されているはずのゴミが燃料として役立つなんていう話もあるんだとか。
ただ本当にどうなのかははっきりとは分かりません。
出来ればそうではないと信じたいものですね。
生ゴミは肥料になる
我が家の例ですが、生ゴミは捨てることなく家庭菜園の肥料に使っています。
ゴミに出す手間が省けるうえに農作物が良く育って野菜を必要以上に買うことなく料理ができるので一石二鳥ですよね。
方法は簡単で、ホームセンターで買ってきた土嚢袋で生ゴミに米糠をまぶして攪拌するだけです。
袋の半分くらい溜まったら土に埋めて1~2か月くらいたった所で畑の土に混ぜるだけです。
これで肥料を買うことなく農作物が良く育つ土ができますよ♪
ちなみに米糠は農協のコイン精米の裏にある米糠置場?で無料で貰えるので定期的に袋に詰めて頂いてきます。
まとめ
いかがでしたか?
ゴミの分別は本当に面倒なものですが、それがリサイクルにまわされていないとなると余計に嫌になってしまいますよね。
もしかすると日本でも分別という習慣が無くなる日がくるのかもしれません。
また、ゴミが減れば処分費用も減ることになるので税金も減らすことができるかもしれません。
何でもかんでも政府や自治体に頼ってばかりでは理想の社会はできないですよね。
分別もそうですが、環境のためにゴミ自体を減らすという心がけもしていきましょうね。