あなたは部屋の湿度がどのくらいか普段気にしているでしょうか?
湿度は季節によってもかなり変わります。
例えば雨の多い梅雨時期には湿度が上がりジトジトしたり、冬場に入ると今度は乾燥してきますよね。
その季節にあった対策が必要です。
湿度が低いのも困りものですが、特に湿度は上がると、温度も上がり本当に不快なもの。
また湿度が高いことで不快になる以外にも深刻なさまざまなデメリットがあるんです。
今回はそこで湿度が高くなった時に考えられるリスクについて見ていくとともに、すぐにできる対策法なども紹介します。
湿度が高いと、こんなにやばい!特に80%越えは要注意?
湿度が高いと具体的にどんなデメリットがあるのかというと、まず健康に影響をもたらします。
例えば発汗作用が上手くなされずに体がだるく感じたり、むくみや偏頭痛に悩まされることも多いです。
次にまたこれも要注意なのがカビの発生です。
カビが繁殖するのに最も望ましい環境が湿度80%以上と言われています。
なかなかそこまで湿度は上がらないと思っている方も多いかもしれませんが、一度湿度計をおいてみてください。
家の作りや気候によってはこれくらいの数値が出ることも珍しいことではないんです。
カビは特に赤ちゃんがいる家庭なんかは喘息やアレルギーの原因になったりするので要注意です。
また寝具にカビが生えたり、家自体が腐敗してしまう原因にもなりかねません。
みなさん温度には気をつけているが湿度をあまり気にしたことがないかもしれませんが、湿度によって私たちは暑さや寒さの感じ方も随分変わってきます。
できれば年中調節しながら適度な40%から60%をキープ出来るようにしましょうね。
参考記事:部屋の湿度を下げる簡単な方法
湿度を保つコツは?ジメジメしている時
湿度が高いといろんなデメリットがあることがわかったかと思いますが、なかなか湿度って保つのは大変そうですよね。
まずどうやっていいかわからないという人は湿度計を準備することから始めて見てはどうでしょう。
意外とたくさん売られていますよ。
時計に湿度が表示されるものも多いですね。
一つあると重宝します。
参考記事:部屋の湿度を上げる簡単な方法
湿度が高い時には窓を二つ開ける
そして湿度が高い時にはどうすべきかということですが、やはり手っ取り早いのは換気ですね。
窓を二つ開けるのがポイントです。
風の入り口と出口を作ってあげるんですね。
また他にはもちろん除湿器やエアコンのドライ機能も有効ですね。
さらにはお風呂場を開けっ放しにしないこと。
できればドアは閉めて換気扇を回しておくのがベストです。
湿度が下がって風呂場のカビも無くせますよ。
参考記事:湿度が100%ってどんな状態なの?
湿度を下げ過ぎることで弊害も
ただ湿度を下げることばかりに目が行き、意外と逆に乾燥してしまうこともあります。
そうなればお肌に悪いですし、何より風邪などを今度はひきやすくなってしまいます。
ですから過度に除湿をするのではなく、適度に湿度を保てるように心がけていきましょう。
ちなみにこれは余談ですが、湿度が逆に低い時にはコップに水を入れて置いておくと乾燥がマシになったります、
あるいは濡らしたタオルを干して置いておくのも良いですね。
もちろん加湿器も有効です。
ちょっとした心がけでずいぶん改善されます。
湿度を上手に調節して家族の健康も守っていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
湿度は普段あまり気にしない人も多いですが、温度と湿度には深い関係があり、快適に過ごしたいのであれば除湿は欠かせません。
ただし今回挙げた通り80%は一つの目安です。
これを超えるといろんなところに影響がおよびます。
そうならないように少しジメジメしているな?と思ったら除湿を心がけて見てください。
今回挙げたような対策を試してみてくださいね。
ちなみに、湿度が高いと日本に多い畳に大きな影響を与えると思われがちですが、実は畳は高温多湿に強いので安心してください。