更年期は女性なら誰しも訪れるもので、ホルモンやストレスなどが原因で起こります。
症状の中にはめまいや耳鳴り、疲労感に動機などがありますか、それと同じくらい多いのがのぼせや火照りといった暑さを感じる症状です。
中には汗が止まらないくらいに症状が出てしまう人もいます。
そこで今回はどうして更年期に暑さを感じてしまうのか、またその対策などを見ていきます。
更年期に起きる暑さ、ホットフラッシュの原因は?
更年期に起きるのぼせや火照り、そして発汗をホットフラッシュと呼びます。
初めての人は驚く症状ですが、更年期には多いものです。
暑い時期のみでなく寒い時期にも汗を一気にかくのでかなり不快な症状でもあります。
またそれ以上に恥ずかしいという人もいます。
このホットフラッシュ、原因はエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が上がったり下がったりする事で自律神経が乱れ、結果的に体温調節を行う血管の拡張、収縮がうまくなされないことにあり、昼夜問わず見られるものです。
なかには上半身は暑く、下半身は冷えている場合などもあります
更年期の治療は主にホルモン補充療法
そして治療についてはまずホルモン補充療法があります。
この治療法は微量のホルモン剤を補充することで閉経前後のホルモン分泌の変化を和らげる効果があります。
ホットフラッシュ以外にも更年期のイライラや頭痛、肌乾燥などの効果があり、また骨粗鬆症、脳卒中、アルツハイマーなどの予防にもなるようです。
錠剤、ジェル剤、パッチ剤など種類も色々です。
ちなみに更年期によるホットフラッシュとともに見られる症状で注意したいのは体重減少です。
この場合甲状腺機能亢進症の可能性もあります。
更年期の病気の1つでバセドウ病などのがあります。
甲状腺ホルモンの分泌か過剰になるために体は常にフル活動しているような状態になり脈が上がることが多いです。
それとともに発汗などの症状もあります。
たかが更年期と決めつけるのはやめましょう。
参考記事:節分の豆の栄養価が高い理由
治療以外で更年期の火照りなどの対策法は?
まず対策として保冷剤などを活用するのはどうでしょう。
ハンカチを巻いてカバンに忍ばせておけば急に暑い!という時に便利です。
また更年期障害の症状を和らげる対策も必要ですから、自律神経を整えるような生活習慣を心がけていきましょう。
例えば朝食をとって朝日を浴び、手足の冷えを改善したりストレッチなどで運動不足を解消。
ストレスを溜めない
またストレスを溜めないようにゆったりと入浴をしたり、あるいはアロマなんかでくつろぎの時間を作るのもアリですね。
更年期障害はたしかにある一定の年齢になれば誰にでも起きうるものです。
しかし精神的な要因もかなり大きいので症状を和らげることはできます。
人生を楽しむこと。
簡単なようでなかなか大人になると難しいものですよね。
しかし心にゆとりが持てれば身体に余裕も生まれるものですよ。
自分の生活を見直すいいチャンスです。
一度健康について考えて見てはいかがでしょう。
時にはパートナー、友人などに相談に乗ってもらっても良いですね。
先の長い人生にきっとプラスになるはずですよ。
参考記事:仕事のストレスで限界を感じた時の対処法
まとめ
今回あげた他には体が熱くならないように日焼けを避けることなども大切です。
夏場は日焼けをしてしまったらすぐに冷やします。
そういった対策をしてみてもひどい時には受診も視野に入れたほうが良いかもしれません。
婦人科などになります。
更年期は女性の多くが抱える悩みですから、1人で悩まず専門医に相談して見てください。
意外とあっさり症状が解消されることもありますよ。
ちなみに更年期障害は一生続くものではありません。
60歳手前で終わるのがほとんどです。
こういう時期なのだと思って無理をせずにやり過ごす術を学んでいきましょう。