眉唾

日本語の中にはまだ私たちが使ったことのないような言葉がたくさんあります。

ニュースや新聞、またテレビなんかで耳にした時に疑問に思った言葉はすぐに調べると語源なども一緒に知れていいですよね。

最近ではインターネットで検索すれば使い方まで細かく知ることができます。

今回は中でも「眉唾」という言葉をピックアップして意味に語源、また使い方を紹介していきます。



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「眉唾」ってどんな意味があるの?

眉唾

眉唾は「まゆつば」と読みます。

意味としては「騙されないように用心すること」「信用できないもの」という意味があります。

元をたどると「眉に唾を付ける」という言葉から来て、それが「眉唾物」そして縮めた「眉唾」という言葉が生まれたと言われています。

どれも意味は全く同じです。

使い方を知らずに用いると恥をかいたり、また相手を知らないうちに傷つけたり怒らせてしまう可能性のある言葉でもあるので正しい意味をしっかり覚えておきましょうね。

「眉唾」の語源って?

では眉唾の語源って何なのでしょう。

これは「眉に唾を付ける」ということから考える必要があります。

眉に唾ってあまりピンとこない人も多いかもしれませんね。

これは狐や狸に化かされないためのおまじないの1つだったと言われています。

狐や狸

その理由は狐や狸が人の眉毛の本数を数え人の心を読むからで、眉に唾を付けることで眉と眉がくっつき数えにくくなるとされていました。

だいたい江戸時代くらいの俗説から来ています。

昔の話や語源にはよく狐や狸が出てきますよね。

実際狐はお稲荷さんなどで崇拝され、狸は分福茶釜なんかで知られていますよね。

他にも猫などの動物が絡んだ神話もいくつかあり、この時代の人たちが動物と密接し生活していたことがよくわかります。

唾は魔除けの力がある

さらにいうと元は唾には魔除けの力があるとされていました。

実際、オオムカデの退治では矢に唾を塗ると射抜けると言われたものです。

このようにいくつかのシーンで「眉に唾を塗る」行為をしていたわけです。

キツネやタヌキに騙されないように魔除けの力を借りるといった意味なんでしょうか・・・

2重の危機管理ですね(*^_^*)

用心深い日本人の姿が垣間見れて面白いですよね。

1つの言葉でこんなにも色んなことがわかるなんて本当に日本語って奥が深いものです。



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「眉唾」の使い方とは?

では今度は「眉唾」という言葉の使い方を見ていきましょう。

例えば怪しい金儲けの話があり、おかしい!と感じたとします。

この場合に「眉唾」という言葉は使えます。

例えば「それは眉唾だね」とこう返せるわけです。

また「あの噂は眉唾だ」「今考えると話がうまくいきすぎて眉唾のように感じる」などといったように、自分が疑わしいと思うような話を指してよく使われます。

言い方は悪いですが、「インチキくさい」また「胡散臭い」などという意味とも同じだと捉えられますね。

今の時代、ネットやテレビで様々な情報が飛び交い何が真実で何が信用できないこと、特に新聞やメディアの偏向報道は目に余るものがあります。

どれが本物なのか、いわゆる「眉唾物」なのか見極めるのは大変難しくなってきました。

多くの情報に触れながら自分で正しい目を持ち、「眉唾」を見極める力は養っておきたいですよね。

まとめ

いかがでしたか?

眉に唾を付けるなんていう言葉は、その言葉自体を見ても意味が全く思いつかない言葉ですよね。

語源まで知って初めて意味がわかるわけです。

このように日本語にはまだまだ私たちが知らないような面白い意味や語源を持つ言葉はたくさんあります。

言葉の由来を知ることで昔の人の生活なんかが垣間見れたりして面白いですよね。

最近では新聞なんかを読む若者は減ってきていますが、本当にやニュース、またインターネット上の記事なんかでもしもわからない言葉があればすぐに辞書を引いたり、あるいは今時でいうとインターネットなどで検索してみてください。

疑問に思ったその時に、意味を理解することが大切ですよ。

次から同じ言葉が出てきてもあの時の言葉だ!ときっとわかるはずですね。



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