自転車操業

日本語の中には、難しいものがたくさんあります。

言葉を聞いても意味がピンとこないものもたくさん…

今回はその中の「自転車操業」という言葉に注目して見ていきます。



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「自転車操業」ってどんな意味?

自転車操業

まず自転車操業という言葉の読み方は「じてんしゃそうぎょう」で、意味としては日々の資金繰りに苦労しながら企業経営を行なっている様子を指して言います。

ちなみに「明鏡国語辞典」では「自転車操業」という言葉に関しては「資金の借り入れと返済を繰り返しながら、かろうじて経営を維持すること」としています。

自転車はペダルを漕ぐのをやめてしまえば、そこで倒れてしまうもの。

それと同じように借入金などの支払いが滞れば会社は倒産となってしまいますよね。

つまり、わかりやすく言えば倒産しそうな状態であるというのがいわゆる「自転車操業」というわけです。

「自転車操業」の類語は?

自転車操業

例えば、生活苦や苦境、経済苦、金銭難などがあげられます。

お金にまつわるものですね。

自転車操業は資金繰りに困ったときに使われる言葉

例えばニュースなんかでも「数年前から自転車操業に陥っていた実態が明らかになった」「なかなか大口の顧客を掴めずに自転車操業だった」などというふうな使われ方が良くされています。

内容的にはもしもこの言葉の意味がはっきりとは分からなくてもなんとなく状況だったのかは想像がつくかもしれませんね。

さらにいうとこの「自転車操業」という言葉は会社だけでなく家計にも用いられます。

例えば
「家計が自転車操業状態に陥りお金がいつまでもたまらない状態である」
「毎月家計が自転車操業で苦労している」
などという風な使い方ですね。

ニュアンス的には会社対して使われる場合とほぼ変わりはありません。

ちなみにこれは余談ですが、会社が自転車操業に陥る原因は定期的な支出。

収入内の支出なら良いのですがこれが大きな場合に当然赤字になってしまいます。

そして自転車操業に陥るとどうなるのかというと借金を繰り返すという悪循環。

借金を返すためにさらによそから借金をするというのが1番最悪なパターンです。

こうなると利子もどんどん高くなり次第に銀行から借り入れができなくなり、最終的に破産となるわけです。

早めにこの負のスパイラルから抜け出すことが自転車操業を逃れる大きな鍵な訳ですね。



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ほかに会社にまつわる気になる言葉とは

まず経営が危うい、続けていくのが難しいという意味では同じ倒産という言葉。

これにも色んな種類がありますよね。

現金が手元に無い黒字倒産

まず「黒字倒産」というもの。

これはその名の通り黒地にもかかわらず倒産してしまう状態のこと。

黒字とは収入が支出を上回っていることですよね。

つまり何の問題もなさそうなものですが、実はお金の出入りのタイミングのズレ。

これに原因があります。

利益はあるのにタイミングが合わないために現金がなくマイナスになってしまうのです。

犯罪ともいえる計画倒産

次に計画倒産。

これは計画的に詐欺を試み会社が倒産することを言います。

例えば倒産を決めているのに金融機関から融資を受けたりする行為もその一つです。

犯罪の一つといえるものが多いようです。

結局はお金が欲しくて他人を騙す行為ということですね。

まとめ

自転車操業という言葉は普段会話ではなかなか使うことはないですが新聞などで目にすることもあるので注意してみてください。

というかこの言葉はポジティブな言葉ではなく、ネガティブな意味の言葉なのであまり日常では使いたくないものですよね。

ほかにも、日本語の中にはこれって詳しくはどういう意味でいつ使うの?というようなものがたくさんあります。

少しでも疑問に思ったらすぐに辞書などで調べる癖をつけておくと自分の日本語力のアップになりますよ。

ちょっと難しい言葉も使える大人になりたいですね。



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