靴って嫌な臭いがしやすいものですよね。
毎日風呂に入っているのになんで!?と思うかもしれませんね。
下駄箱全体が臭い時もあったりと本当に悩ましい問題です。
そもそもあの臭いの原因って何なのでしょう。
そこで今回は靴の臭いについてと、また効果的な臭い取りの方法を見ていきます。
靴の中は雑菌で臭う
まずあの嫌な臭いの原因ですが、ズバリ雑菌や細菌です。
というのも私たちは手足には特に汗をかきやすくなっています。
実際なんと両足で一日にコップ一杯ほどの汗を掻くと言われています。
手はトイレに行くたび、料理をするたびに洗うので比較的清潔に保たれていますが、足はそのままですから知らないうちに繁殖してしまっているんです。
靴の中というとさらには温度も高い場所。
より雑菌などが繁殖しやすいものです。
そのため靴を脱いだ瞬間に強烈な臭いがしてしまうのです。
靴の中は水虫菌の温床
心配なのはその臭いだけではありません。
水虫なんかにも要注意です。
水虫の原因となる白癬菌は風通しの悪い湿った場所を好みますから靴の中というのは白癬菌にとって快適な場所なのです。
日頃からできるだけ清潔にしておくことが大切です。
もし水虫菌に触れた可能性がある場合は24時間以内に洗うことをお勧めします。
たとえば旅館に泊まって素足でスリッパを履いたり、水虫を患っている家族がいる場合、マットなどに間違って触れたら24時間以内にきれいに洗いましょう。
食生活によっても靴の臭いは変化する
ちなみにですが、食生活と足の臭いというのは深い関わりがあり、脂っこいものや乳製品を好んで食べている人は臭いがきつい傾向があるようです。
またストレスの有無も関係しているとも言われています。
靴の臭いを取り除きたい!効果的な洗い方は?
靴の臭いが気になってもその度に捨てるのはもったいないですよね。
どうにかして臭いを取る方法はないのでしょうか。
それは洗い方がポイントです。
いろんな靴がありますがまずは定番のスニーカーを例に紹介していきます。
靴の洗い方は重曹を使って臭いを取る
まず靴を洗う時には靴紐と中敷を外します。
そして重曹を混ぜたお湯につけておきます。
熱湯には雑菌を除菌する効果があります。
そして重曹は臭いを取るのに効果的。
その後、靴を取り出し磨いていきます。
重曹1に対して洗剤1を混ぜてから水で調節した磨き粉を作っておきます。
そしてそれで全体をこするのです。
しっかりすすいで風通しのよい場所で天日干し
磨き終えたらしっかり水ですすぎましょう。
この際に洗剤が残れば雑菌の原因になりますから念入りにすすぐよう心がけてください。
そして最後に干すのですが、この際にはまず雑巾などを使い水分を拭き取ってからがオススメ。
さらには新聞紙などを靴に中に入れておけば乾きが早くなります。
風通しの良い場所でしっかりと干せば完成です。
見た目もピカピカ、臭いもなくなっているはずです。
この干す作業はできるだけ早くしないと湿っている時間が長くなりまたあのキツイ臭いがしてくる可能性もあります。
靴を洗う時はですから、お天気などとも相談しつつ行いたいですね
冬の乾きづらい時期なんかはストーブの前で乾かしている人も多いみたいですね。
ちなみに乾いた後はそのままにするのではなくアルコールスプレーなどで殺菌をしておくと安心です。
他には普段から同じ靴を連続して履かないようにしたり、素足で靴を履かないこと、たまにはファブリーズをはじめとする臭いとり用のスプレーをふっておくというにも大切ですね。
靴を脱いだ時の臭いがきついと周りの目も気になるところでしょう。
急な外食で、靴を脱ぐ機会なんかでも慌てずに済むようにいつも清潔にしておきましょうね。
まとめ
靴が臭いということは、その人の足も臭いということ。
女性はもちろん男性でも足の臭いがきついのはちょっと恥ずかしいですよね。
しかも足の臭いってかなり強烈ですから、かなり目立つもの。
できればどうにかしたいものです。
原因も今回あげたように単に不衛生な場合もあれば実は病気の可能性もあるので注意が必要でもあります。
もしもいくら気をつけても臭いが改善されないという場合には一度病院を受診してみることも大切ですよ。