結露でびしょ濡れ

結露は冬には必ずと言っていいほど悩まされる問題の一つで毎年しっかり対策をしている人も多いかもしれません。

窓はべっちょり濡れて、サッシの下のレールに溜まった水が溢れ、レールが無ければそのまま床に広がることもしばしば・・・

そんな不快な結露を何とかして防ごうと最近では色んな便利なアイテムが売られていますよね。

しかしそれでも結露が出来てしまうという人は湿度に注目して対策をしてみてはどうでしょう。

そこで今回は結露と湿度の関係と、また湿度を適度に保つにはどうすれば良いか具体的な方法をまとめます。

参考記事:部屋の湿度は季節ごとに調節したほうがいい?
     部屋の湿度が80%ってヤバい?

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結露を防ぐには湿度がポイント

湿度計

結露と湿度は深い関わりがあることは想像がつくはずです。

ですが冬場はどちらかというと空気が乾燥しがちで加湿器などを利用する人って多いですよね。

空気が乾燥すると風邪をひきやすくなる!なんて言われているために、健康のためにも加湿は大切です。

ただ結露が出来るにも厄介なもの…

ではどのようなことに注意して加湿をすれば良いのでしょう。

まず湿度の目安は具体的にいうと45%から50%くらいがいいと言われています。

湿度計が家にない人は一つ準備しておくと便利ですね。

湿度計の数値をみて洗濯物が乾く時間の目安にもなるので便利ですよ。

参考記事:部屋の湿度を下げる簡単な方法
     部屋の湿度を上げる簡単な方法

窓に結露ができても部屋は乾燥していることがある

加湿器をかけても咳が出る

そして多くの人が誤解しがちなのですが、結露が出来たイコール部屋がジメジメしているというわけではありません。

むしろ乾燥していることも大いにあり得ます。

実際窓には結露がいっぱいなのに朝起きたら喉が痛い…という経験ありませんか?

これは部屋の空気が窓ガラス付近で冷やされ水蒸気量が増えたことが原因です。

つまり、いくら加湿器などで加湿をしても窓に水分を持っていかれてしまっているというわけで、大げさにいうと窓によって除湿をされているとも言えます。

そのため冬の加湿は闇雲にすると逆効果です。。

ただ乾燥は肌にも良くないですし、風邪などのウイルスの働きが活発になるとも言われています。

ですから適度に保つ!これに尽きるでしょう。

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結露を作らない加湿方法は

結露によるカビの発生

まず結露を作らないための大前提は加湿をしすぎないこと。

加湿器は就寝前には消した方が良いです。

前項でも説明したように朝結露が出来て部屋が乾燥してしまってはあまり意味がありませんし、むしろ結露がカビなどの原因になります。

実際加湿器を夜中に使わなくなったら結露が減った!という場合は多いんですよ。

加湿器は水蒸気量を適切に調整する

加湿器

さらにいうと加湿器は水蒸気の出る量を調節できるものがオススメ。

加湿器の中には加湿しすぎるものも多いんです。

部屋の大きさなんかに合わせられるので便利です。

外との温度差を作らないことが重要

また温度差を作らないというのも大切です。

窓に断熱シートを貼ったりするのが効果的です。

よじゅ包装などで使われるプチプチも使えるようですね。

経済的に余裕があれば窓を二重ガラスにすると結露が大幅に減りますよ。

また窓を二重にすると防音になるので大きな音で映画や音楽を楽しみたい方には一石二鳥ですよ♪

参考記事:結露は温度差をコントロールすれば防止できる

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加湿器の置き場所に注意!

これは余談ですが、加湿のために加湿器をおいている家庭は多いかと思います。

ただ加湿器にはいくつか注意点があります。

まず置き場所。

部屋の中央におくのが良いとされています。

またエアコンの温風が当たる位置に置くと加湿器の温度センサーなどに影響が出るので、直接当たらない位置に置きます。

そしてこれは特に気をつけて欲しいのですが、加湿器のカビ。

雑菌

例えばタンクやフィルターは小まめなメンテナンスが大切です。

加湿効果が低下するだけでなくアレルギーなどの原因になります。

小さな子供がいる家庭なんかでよく使われますが、汚れた加湿器は逆効果になってしまうことを覚えておいてくださいね。

まとめ

湿度も結露も冬場には厄介な問題ですが、それぞれ関係があることがわかったかと思います。

乾燥してもジメジメしても過ごしづらいですからいかに湿度をコントロールできるかがポイントとなるでしょう。

加湿器では加湿しすぎる場合には洗濯を部屋干しにしたり、あるいは濡れタオルを干すなども効果的です。

バケツに水を満たしてタオルの下部を水に浸して水分がタオルに浸透していくような形にすれば効率よく湿度を上げることができます。

これならお金もかからないので省エネにもなりますよ。

部屋の温度や大きさなんかでうまく調節できる方法を見つけていきましょう。

参考記事:結露対策・壁はどうやってするの?