性格の不一致

最近では離婚も珍しいものではなくなり、ある統計では3組に1組が離婚しているなんて言われています。

結婚を決めたときはだれもがパートナーと一生を添い遂げると決めたはずなのに、どうして離婚に至ってしまうのか…

不思議なものですよね。

ただ、結婚は恋愛とはまた違って色んな問題やトラブルが起きるもの。

離婚のきっかけもその夫婦によって全く違うのです。

そこで今回は離婚の原因のなかでも多い性格の不一致についてみていきましょう。

参考記事:「離婚 したい」と夫が言ってきたときの対処

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離婚したい理由で多いのは性格の不一致

夫婦の亀裂
まず1番多いのは性格の不一致。

結婚前にわかるのでは?と思うかもしれませんが、一緒に住んで初めてわかる部分も多いもの。

最初はお互いに我慢ができても段々とストレスがたまり耐えきれなくなってしまうと離婚に至ってしまいます。

次に不倫、浮気などの性的な関係が原因の離婚も多いです。

浮気というとなんとなく男性のイメージも強かったかもしれませんが、女性側がほかの男性に惹かれるというパターンも案外多いもの。

他には最近聞かれるようになったモラハラやお金の価値観の違い、DVなども原因として挙げられます。

夫婦の数だけ問題も様々。

些細なものから重大な問題まで離婚理由は全く異なります。

何がきっかけになるのかは分からないんですね。

参考記事:離婚 したいと言われたら・・・やり直すのは無理?

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性格の不一致とは?

前項で離婚理由の第1位が性格の不一致だと説明しましたが、そもそも性格の不一致とはどのようなことなのかというと客観的に見て努力しても円満な夫婦関係を築くことができない状態ということで、これが理由による裁判離婚は認められません。

ただ協定離婚は双方の同意があれば可能です。

具体的にどういうものかというと相手が怒りっぽい、嫉妬深い、夫が子育てをしないなどということが挙げられますね。

夜の生活がないというのも案外深刻です。

また性格の不一致が理由の離婚は双方に歩み寄りや努力が足りなかったと判断されるために慰謝料の請求は難しいとも言われています。

夫婦で考え方が違うのは当たり前のこと。

ただ性格っていいとか悪いとかそういう問題ではないんですね。

お互いが我慢してもいつかは限界がきてしまうもの。

そのため性格の不一致は離婚理由の中でも多いのです。

参考記事:離婚の準備で重要なこと

性格の不一致で離婚しないために

もしも性格が合わないな…と思っても出来れば離婚は避けたいもの。

特に子供がいる場合にはそうかもしれません。

性格の不一致で離婚しないためにはどうすれば良いのでしょう。

まずしっかり話し合う機会は持ちましょう。

ただのカップルならば距離を置いたりしてうやむやにしてしまうことも多いかもしれません。

しかし夫婦の問題は放っておくとマイナスにしかなりません。

課題から目を背けず夫婦二人で向き合うことで多少の性格の不一致も乗り切れるかもしれません。

また相手を責めたり、自分を正当化しないのも大切です。

言い方ひとつで伝わり方も全く異なりますよ。

カチンと来た時につい言いすぎてしまうものですが感情をコントロールできるようにすることが大切です。

参考記事:離婚 したいが子供のために耐えるべき?

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相手を変えようと思ったらまずは自分が変わる

性格はなかなか変えられないもの。

そのためお互いがお互いの性格を尊重しなければ夫婦生活もうまくいきません。

相手に変えてもらおうとするばかりではなく相手を理解する努力をして見てください。

夫婦はえてして何でも相手のせいにしてしまいがち。

自分のことは棚に上げて相手の悪いことばかりが目に付いてしまいます。

まずは自分を客観的に見る必要があるのではないでしょうか。

自分の悪い所を直すことで知らないうちに相手も変わることがあるというもの。

人生相談なんかを聞いていると、よく

「相手を変えるには自ら変わること」

といいますよね。

夫婦はお互い様という気持ちを持ち続けて添い遂げてほしいものです。

まとめ

いかがでしたか?

夫婦といっても、生まれ育った環境も違えば生まれつき考え方も違います。

自分と違うと感じることがあっても決しておかしくありません。

ただそれも含めて結婚生活。

ある程度は想いやりの心が大切でしょう。

とはいえお互いが我慢しすぎてギクシャクしていては夫婦でいる意味がなくなってしまいます。

まずは話し合い、解決の余地があるのかよく考えて見てください。

参考記事:離婚したい理由は殆どが建前?