最近は離婚も珍しくない時代。
理由はいろいろですが、結婚をした時は誰でもまさか自分たちが離婚なんて…と思うもの。
始めから離婚を予期している夫婦なんていないはずですよね。
ただ実際には結婚している夫婦の3組に1組が離婚しているという統計もあるくらい。
そのためいつ誰が離婚の危機に立たされるのかはわからないのです。
今回はそこでいざという時に知っておきたい離婚の準備のついて紹介していきます。
参考記事:離婚したい理由が性格の不一致・・・どうしたらいいの?
離婚 したいが子供のために耐えるべき?
離婚の準備で最も大切なことはお金
まず離婚を考えたときに心配なのはお金のことではないでしょうか。
特に女性で収入源が夫である場合に離婚後に経済的に自立できるのかは大きな問題です。
子供がいればもっと大変です。
習い事に大学費用までかかっていくことは忘れてはなりません。
そのため、専業主婦で子供の親権を持ちたいと考えた時に、自分で働き口を探したり、貯金をするなどしておくべきですね。
次にこれもお金のことになりますが、離婚時には色んなお金の請求ができます。
例えば婚姻費用は夫が妻の面倒を見なくてはならないという扶養義務があるので必ず受け取れます。
離婚理由の証拠固め
次に不倫などから離婚に至った場合に慰謝料というものも請求できることがあります。
この場合には証拠というものも必要になります。
ラブホテルを出入りしている写真やメールなんかがそれにあたるでしょう。
離婚となると配偶者と浮気相手に請求が可能です。
他には子供がいれば20歳になるまで養育費も請求できます。
金額は相手の収入などから決まります。
さらには夫婦の協力によって築いた財産は半分ずつ分けあえるようになっています。
いわゆる財産分与ですね。
ただし親から譲り受けた財産や結婚より前に築いた財産は共有財産には含まれていないので覚えておきましょう。
参考記事:不貞行為はどこからが該当するの?
不貞行為の証拠がなくても慰謝料は請求できる!?
離婚の準備はどのくらいかかるの?
離婚の準備は前項で挙げたお金のこと以外にも色々とあります。
例えば住居のことなんかもそうですね。
もしも仕事を初めからしていて、子供もいない場合なんかは準備もすぐに終わっていつでも離婚を切り出せるかもしれません。
逆に専業主婦の方は仕事探しと今後のことも考えて慎重に準備を進めた方が良い場合も多いです。
またパートナーの浮気などを疑っている場合に証拠集めに時間がかかるかもしれませんね。
どのくらいというのは一概には言えないということです。
ちなみに浮気の証拠を掴むために探偵を雇う方が多いですが、探偵の調査料金はボッタクリといわれるくらい高額で、しかも着手金だけ取られて証拠は掴めない事例が多いといいますから信頼できる探偵を雇うことをおススメします。
当ブログでもおススメしている全日本優良探偵業協会なら低価格で信頼できる探偵を紹介してくれるので安心して調査を依頼出来ますよ。
ですが離婚を告げる時にはこういった全ての準備が整ってからというのが大鉄則です。
出来れば相手が話を聞いてくれそうなタイミングを見計らってからの方が良いですね。
参考記事:不貞行為 が発覚して離婚 しない場合でも慰謝料は請求できる?
精神的な準備も大切
色んな離婚までの準備について説明していきましたが、他にも精神的な自立という意味で準備をしておく必要もあります。
離婚は今の時代珍しくないものにはなっていますが、とはいえやはり世間のイメージというものは避けられません。
職場や子供の問題、親戚や近所の目なんかも気になることがあるでしょう。
それでも自分で決断したことですから、向き合っていかなければならない問題です。
もちろん悩むを相談できる人はいると心強いものです。
ただ離婚というプライベートな悩みってそう簡単に相談出来ないもの。
実際は一人で思い悩むことが多いようですね。
精神的にも強くなるというのは一つ覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
離婚は単に離婚届にサインするだけではなく色んな手続きもあれば、これからのこともたくさん考えなければなりません。
出来れば離婚という選択肢に至らないのがベストですが、いざという時のためにどんな準備が必要なのかは知っておいたほうが良いでしょう。
特に子供がいる場合には特に考えることも多いですから、しっかりと離婚後の生活もイメージした上で決めましょう。
参考記事:離婚したい理由は殆どが建前?