離婚調停

夫婦の形がそれぞれであるように、離婚原因もそれぞれ。

性格の不一致だったり、浮気、DVなどのややこしいケースまで…

すんなり離婚に至れば良いのですが、そうでないこともしばしばで結果的に離婚調停に至ることもあります。

離婚調停というと申し立てから一般的に3ヶ月から半年程度、長いと1年、2年くらいかかるとも言われているほど本当に大変なもの。

その間には証拠集めや話し合いが何度も行われます。いかに自分が有利に進められるかがとても大切ですよね。

今回はそこで離婚調停中に不利にならないように気をつけたいことをいくつか紹介していきます。

参考記事:専業主婦がやっておくべき離婚準備とは
離婚したいけどお金がない!どうしたらいいの?

スポンサーリンク

目次表示位置

離婚調停中は常に見られている意識を!

離婚裁判

そもそも離婚調停とは慰謝料や親権、財産分与などについて話し合うためのもの。

その間には調停委員が様々な視点から、調査を行なっています。

ポイントとしては自分がいかに苦しんでいるのかということ。

何気ない服装や話し方一つすらもその判断基準となり得ます。

つまりいついかなる時にも見られているのだという意識が必要です。

参考記事:離婚届に使用する印鑑は何でもいいの?
専業主婦がやっておくべき離婚準備とは

スポンサーリンク

離婚調停中には異性との交際は控えるべき

離婚調停中は色々と行動には気をつけたほうが良いということがわかったところで、具体的にどんなことに気をつけるべきかを見ていきましょう。

まず気になるのが異性との交際。

離婚調停は長いですからもしかすると、ふとしたきっかけで異性と深い関係になることもあるかもしれません。

基本的に婚姻関係が破綻している場合には他の異性と交際をしていても不貞行為にはなりません。

しかし婚姻関係の破綻が認められるのかは難しい問題です。

相手が、破綻はしていないと主張すれば最悪の場合、浮気と捉えられてしまい、相手が有利になってしまうのです。

また交際だけでなくメールや電話にも要注意です。

なにかの拍子で情報が出回ることも考えられます。

ですから、離婚調停中はリスクを避けるためにも異性との交流は極力控えるべきです。

ただし、これが逆の立場なら相手に不利な証拠を掴んでおくことも物事を有利に運ぶ助けになります。

つまり、相手の行動に不審な点があれば探偵に尾行を依頼することも有効な手段ということです。

もし相手の不貞行為が発覚すればあなたが有利になる可能性が高いからです。

ただ、尾行と言っても経験の無い方にはどうしていいのか分からないもの。

そんな時におススメなのが優秀な探偵を紹介してくれる全日本優良探偵業協会

「全日本優良探偵業協会」は、浮気や不倫に悩んでいる方が自分に合う探偵事務所・興信所を探せるマッチングサイト。

探偵業界に精通したアドバイザーが全国100以上の提携探偵社から厳選し、紹介します。

私も探偵を利用したことがありますが、初めて依頼した探偵は着手金だけが目的な探偵でお金だけをむしり取られてしまいましたが、「全日本優良探偵業協会」にその探偵社名を問い合わせてみたところ、「そのような探偵とは提携していない」との回答をいただきました。

なので安心して依頼出来ますよ。

参考記事:離婚したいが理由がない時のお勧めの方法とは

スポンサーリンク

離婚調停中は愚痴を言ったり相手に対する攻撃的な言動は慎む

離婚したい

また離婚前はストレスがたまって色々と愚痴を言いたくなったり、時には浮気なんかが絡んで、その浮気相手に復讐をしたくなるようなこともあるかもしれません。

しかしこういった突発的な行動は控えるべきでしょう。

この人に話しても大丈夫だろうと思っていても、意外なところから情報が漏れてしまい、結果的に不利な状況になってしまう場合もあるのです。

何かあった時には必ず弁護士に相談して、勝手な行動はとらないようにしましょう。

ちなみに離婚に有利な証拠集めも自分一人でしようとしないでくださいね。

他にはこれまで専業主婦だった方は離婚後の生活も不安でしょう。

そのため就職先を離婚調停中に探す方も多いかと思います。

これに関しては特に問題はなく、むしろ親権を得たい場合に印象を良くすることにつながります。

覚えておきましょう。

参考記事:離婚の理由を子供に伝える時の注意点

スポンサーリンク

離婚調停中の別居は?

離婚調停中に別居をしたいと思う方は多いですが、この場合になにか不利になることはあるのでしょうか。

結論から言ってそのようなことはないので安心してください。

離婚を考えた相手と一緒に住むなんて苦痛ですよね。

そうでなくても離婚調停には時間がかかります。

別居が出来る状況であればそうすると良いでしょう。

それに今は別居期間が7~8年以上続いた場合には修復は難しいとして離婚が成立することが多いといいます。

弁護士はこうした実態をよく知っているので離婚理由がない場合は別居を勧めるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

離婚調停中には些細なことでも、自分にとってかなり不利な状況に追い込まれてしまう場合もあります。

例えば慰謝料の金額がぐっと減額されたり、あるいは親権が得られないなど大きく結果に影響が及ぶこともあるわけです。

そうならないためにも、少しでもリスクを減らすように気をつけておきたいですね。

ついカッとなることももしかするとあるかもしれません。

ただ思いつきでなんでも行動しないようにして弁護士に任せましょう。

参考記事:男性が超有利になる離婚の準備術